敵は生きている戦艦?! 舞台は海が九割を占める『海洋型惑星オケアノス』。時は第二次世界大戦によく似た『皇国』。この星で人間と、生ける戦艦『海神』の壮絶な海戦が繰り広げられます。 息を飲む一万トンを超える戦艦、巡洋艦の殴り合いに、『眼下の敵』を彷彿させる巡洋艦と潜水艦の騙し合い。 目の前には青い海と、耳をつん裂く巨大砲艦の爆裂音、燃え盛る黒煙の向こうに『海神』が黒々と浮かび上がります。 圧倒的な質量で殴り合う海戦シーンは圧巻です。一万トンの殴り合い、観てみませんか?
視認距離で大砲と魚雷で殴り合う、ロマン溢れる世界です。しかし、そのロマンをしっかり設定に落とし込み、大艦巨砲を必要とする世界観を見事に作り上げています。魅力溢れる登場人物たちの掛け合いも小気味良く、気持ちよく読み進められます。海戦好きには必見の物語です。是非ご賞味あれ。
出てくる登場人物が一人一人個性的で、魅力的で、読んでいて楽しいです!また、著者さんの艦船や兵器への情熱がすごく、戦闘シーンや兵器などの描写が本当によく作り込まれています!自分は艦船や兵器については学校で習う程度のことしか知らず、正直それらの細かい説明や描写はある程度流し読みさせてもらっているのですが、それでも伝わってくる戦闘の激しさや登場人物達の凄さなど、本当に見所がいっぱいです!ぜひ多くの人に読んで欲しいです!