概要
ゼロから造るチート艦~狂犬艦長と近未来型造船技官の建造記~
地表面の9割以上を海が占める海洋型惑星オケアノス。千年前の災厄により陸を失った人類は、巨大な海洋金属生命体の亡骸を利用して建造された方舟に国家を築き、辛うじて文明の火を守り続けていた。
そんな方舟国家の一つである《皇国》の海軍大尉、有瀬一春。戦闘によって意識を失った彼は、奇妙な夢を体験し現実へと帰還をはたす。
これは、異世界の記憶を持つ海軍士官と場違いな工芸品を生み出す造船士官。自由すぎる船精霊や主義主張の異なる人々。そして、海神と呼ばれる金属生命体と多様な戦闘艦による、鉄と血と油で記された航海日誌だ。
Q:ぶっちゃけどんな小説?
A:地球の記憶を夢を通して垣間見た主人公が、海洋型惑星で金属生命体相手に鋼鉄の咆哮したり、自由すぎる精霊に振り回されたり、造船技師(技術チート)