「たぬき」を含む小説

「赤いきつね」「緑のたぬき」幸せしみるショートストーリーコンテストに応募するための作品を書く、ある作家の苦悩と幻覚の記録。

「なんでうちの年越しそばはカップ麺なの？」 不意に浮かんだ疑問を投げ掛けてると嬉しそうに話し出すお母さんと焦り出すお父さん。 緑のたぬきには両親の甘酸っぱい思い出が隠れてい…

とある事情で引っ越しをした青年と狐と狸の出会い

中学2年の久美は、同い年の義姉妹である梨香と向かい合って、カップ麺ができるのを待っていた。

父の通夜から帰宅し、赤いきつねを食べる。思い出すのは父と食べた緑のたぬきの思い出だった。

新型コロナワクチンの副反応が治まった俺は、夜に一人、コンビニで手にした「赤いきつね」にお湯を注いで待つうちに、爺ちゃんと過ごした年末のことを思い出す。 それは無口な爺ちゃんが精一…

家にジョッキを用意する酒豪の女の子。 そこに痺れた憧れた男の子は「自分じゃない」と気付きつつも果敢にアプローチし... 果たして恋は実るのか？ 喰らえ必殺、"緑のたぬき"のチーズ…

　「どんでん返し」ではないですが、「ほっこり返し」くらいはあるかもしれません。 ◇ 　エリオット星人は、価値のない星を破壊するという攻撃的な価値観を持っている。 　そ…

僕の彼女はなんでも即断即決で決めてしまう。 何事にも迷いすぎてしまう僕にとっては、とても頼りになる自慢の彼女だ。 でもそんな彼女にも迷うことはあるようで……

「赤いきつね」「緑のたぬき」幸せしみるショートストーリーコンテスト 赤いきつねと緑のたぬき。 発売されて長いからこそ、様々な物語の側にあったもの。 一人暮らしの寂しいとき、学生…

マッチ売りの少女が赤い狐と緑の狸と出会えたら。 のんきな妄想物語ですが、寒空の下で食べる赤い狐やみどりのたぬきのような安らぎを届けられたら幸いです。

【まえがき的なやつ】 「赤いきつね」「緑のたぬき」幸せしみるショートストーリーコンテスト参加作品です。 年末のお話です。 【あらすじ的なやつ】 我が家の年越し蕎麦は、緑のたぬき…

職場恋愛の交際を続けて二年半。やっとの思いで切り出したプロポーズ。 全てが順調に進んでいた矢先、彼女のお義父さんから思いもよらない一言が飛び出した。 官能検査員という、変わった仕…

まあ、落ち着いて欲しい。 とりあえず「赤いきつね」と「緑のたぬき」でも食べながら、これから語られる残酷なまでの真実に耳を傾けてくれ。 いいかい、話すよ。 ……ところで君は「赤…

いつもそばにある、沁みるストーリー、あげました。

大晦日のバイトを終えた上野を待っていたのは、サークルの後輩である入谷だった。

こけて、立ち上がったら異世界でした。唯一手にしていたのは、赤いきつねと緑のたぬきの二つのカップ麺。 わたしを保護してくれたのは、赤い髪と緑の瞳をした魔女でした。

自宅で残務処理やらをしていると、 いつの間にか日をまたいでいた。 夜食の準備をしながら思い出すことは

「赤いきつね」「緑のたぬき」幸せ染みるショートストーリーコンテスト応募作品