SFの小説

21XX年、発達した医療技術は、肉体と魂を分離させることに成功する。 肉体から抜け出た魂の行き着く先とは？

疲労濾過カプセルに入って肉体を休養させながら、精神は疑似異世界で過ごす。 私はネコのぬいぐるみとなって、パステルカラーの世界に入っている。 そして、どこかの誰かのテロ行為によって…

犯罪都市スタッフドシティ――悪名高いこの街では、今日もヴィランが暗躍する。今夜狙われたのは大富豪の邸宅だ。燃え盛る家を前にして泣き叫ぶ女。 「うちの子が中にいるの！　助けて！」「…

今やぬいぐるみは動き、ペットと同義になっている。 そんな中、可愛がっていたスフィーが動かなくなった。 修理はできないという。

前時代的なネーミングセンスで『ハイパープレイクスルー』と名付けられた技術革新はこの世界を大きく変えた。 もちろん便利で安全になったとは言えるのだが、それは別の側面から見れば不便で…

シマリスのナッツは、家の中。冬なんて来ない家の中。 それでも“シマリス”として冬支度をしてしまうナッツ。 そんなナッツを笑う仲間たち。 でも今年は異変が起きて、来ないはずの冬が来…

すべての本がそろっている誰でもつながれる夢の本屋さん。 （難点は滞在期間を自分で選べないこと）

KAC20231参加作品。 お題は「本屋」 宇宙最大の本屋と失われた本に、宇宙最強の男が挑む！

いつもの様に買い物へ商店街へ向かった僕。 そこには見知らぬ少女がいた。 彼女に誘われ向かった先は『古書店　回天堂』。

KAC2023

「KAC20231」参加作品。

　遠い未来、宇宙の遙か彼方。 　ある日、教授に紹介された博物館資料輸送のバイトで、大学生の僕は「学芸員」と仕事をすることに。 　学芸員の心構えを学べるかとわくわくしていた僕だった…

紙の量を制約したいとある環境団体が進めていた。相変わらず、本が作られていると言う。 探偵の僕にその出所を探せとの依頼が来た。紙の本をめぐる近未来SF。

【KAC2023第１回「本屋」】 ふらりと立ち寄った古本屋。 気になった本を買おうとしたけれど、想像以上に高かった。 諦めかけたとき、店主はこう言った。 「その本が本当に欲しい…

※KAC2023、第1回に滑り込みで参加。1話完結 一握りのお金持ちしか知らない本屋さん。そこに広がるのはショーケースに入れられたVRヘッドセットで…。

大本屋時代とも称された、はるか未来。 東アジアにある弧状列島の大型書店がそのまま空へ飛び立ったことに端を発し、宇宙には本屋による銀河が形成されていた。 イシカワはそんな銀河の辺…

時は20xx年。本屋は危機を迎えてきた。 一応シリーズ物になっていますが、どこから読んでも大丈夫です。 妹からノベリストAIロボットのアイザックをもらった僕が売れっ子を目指し…

青年が訪れたのは伝説の巨大本屋。 そこでの１日、そこでの出会い。

とある星で古本屋を営むマージの元へ、宇宙船が落ちてくる。その中には、遠い昔に滅んだ地球からの探索者、キヨシが乗っていた。彼は本をあまり読んだことがないという。マージは本を勧め、キ…

【KAC20231】ほうっておくと、次第になくなっていくものがあります。大切にしているはずなのに、それは欠けて、砕けて、失われます。