概要
「ねえ、あなたでしょ! ヘタクソな歌の犯人!」
その名前をテリアと言う、翼の生えた少女だった。
天真爛漫で身勝手で、知識欲旺盛なテリアの振る舞いはやがて、ジオットの乾ききった想いを刺激する。
――捨てきれなかった想いがあるなら、迷わずに空へ飛び出していけ――
これは、夢を諦めかけた少年少女が、目指す場所へたどり着くために歌う物語。
【電撃小説大賞用のあらすじのため、以下ネタバレを含みます。ご注意ください】
都市周辺にて日々を重ね、親睦を深め
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!これは夢を諦めなかった者たちが紡ぐ熱い希望の物語
前々からビーデシオンさんの作品は読んでいたんですが、この作品を読み終えた時、やっぱりこの作者は本当にどれだけ追い込まれても諦めず、必死に足掻くキャラたちを描くのが上手いなと思いました。
少年が少女と出会って変わっていくよくある物語だけど、その中で紡がるキャラたちの熱い想いが滲み出て溢れてる。
それが今回は作中で流れる歌に込められた歌詞にも込められていて、あれこれ悩むことが多い中でそれを読んだ時、めちゃくちゃ勇気が貰えるでした!
小説だからメロディーはないし、頭の中で想像しないといけないけど、書かれた歌詞を見て、これはめちゃくちゃ熱くて、勇気を貰える歌なんだろうなと思えました。
テリア…続きを読む - ★★★ Excellent!!!この作品こそ、光る原石。この作品にこそ、翼を広めて空を知って欲しい
飛んでください。
それだけしか言えません。
それほどまでに、この作品には熱烈な、激しく愛おしい、素敵で素晴らしい物語が詰まっています。
光る原石。そんなの勿体ないです。
もっともっともっと光って、太陽となって、たくさんの人を照らしてください。
焼いてください。心を、燃やしてください。
この作品にはそれだけの力があります。
最高のボーイミーツガール。
最高のジュブナイル。
最高の空の物語。
さあ、飛んでください。
私はこの作品を、ずっとずっと応援しております。歌を歌いながら。
翼を広めて、空を知れ。
この作品なら、どんなに荒れている物語の大空も、飛んでいけるはずです。
とりあえずアニ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!なんでこんなにいいんだろう、最高。
読み終わってすぐは、「ウワワワワワワワワ」や「クゥゥウゥウゥ」、「……アッサイコウデス」など、上手く言葉にできない「良さ」をただただ声に出す人となっていました。
本当に面白いほど絵が浮かびます。特に第五章がとても良い……。
その光景を直接見ているかのような不思議な感覚がしました。
暖かさも冷たさも、主人公・ジオットさんたちが経験したものすべてを浴びました。これはもう完全に浴びました。
とにかく鳥肌が立ちました(覚えているだけでも6鳥肌は確実)。
泣いたり笑ったり、そうやって自分の感情を表すことを忘れるくらい、物語に夢中になっていました。
目がするすると文字を吸い込んでいて、でもしっ…続きを読む