導入部から、スローテンポで実に丁寧に世界が描かれています。昨今は物語の立ち上がりを性急にする物が多い中で、文章を書くことの初心を思い出させてくれます。主人公の戸惑いや、交流描写など、焦らずじっくりと物語を紡ごうとする姿勢が感じられました。性転換や閉じ込められた状況への主人公の反応、そして謎めいた「もう一人の自分」の登場など、これからどう展開していくのか気になる要素が散りばめられています。
美しく、時にほのかに淫靡な物語。その足跡をたどると狂気に侵されていくかのようだけれど、そうではない。少しずつ変わりゆく主人公とそれをとりまく者たちが、澄明な文章で綴られています。現在、7章が終わって最終章ですが、この物語がどう閉じられていくのか楽しみです。
凄く考え抜かれた世界観が素晴らしい!!難しいダンジョン運営を、手探りで進めて行く過程が非常に面白い!ダンジョン防衛のため、産み出すユニークな子達は必見です!残虐行為は有りますがダンジョン運営の為必然でした。興味深い作品です、是非一読をお勧めします。
これからももっと面白い作品お願いします!!!!!
エグい描写は人を選ぶけど刺さる人は好きそう。TS要素は若干薄め。これからの展開に期待です
無慈悲にも何もわからないまま放り出されて、TSして、手探りでダンジョンを作る過程がワクワクしました。ちょっとずつ自分の体をの意味を理解し、葛藤する様がリアルです。これから、どんな子供と、どんな母になっていくのか楽しみにしています!