第9話 祭
「アサヒ! 久しぶりだな!」
「ハンナ、遠くからよく来てくれたね!」
一年ぶりに会う友人は、幼い部分が抜け、すっかり大人の男になっていた。
昨年、仕事で西にあるハンラビ家の治める領地へ行った俺は、彼との久々の再会を喜んだ。
彼は俺の命の恩人でもあり、手紙でのやりとりを頻繁にするうちに、仲の良い友人となっていった。
あの時、ハンナがすぐに助けを呼びに行ってくれたから俺は今もここにいられるのだ。
「アサヒ、今日はずっと一緒にいれるのか?」
俺が昔の思い出に浸っていると、ハンナが今日の予定を聞いてくる。
「俺は一日休みだよ。イヴァンと他の家族は午前中だけ仕事があるから、昼から合流するかも」
「そっか。イヴァンさんにも挨拶しないとな」
俺のパートナーであるイヴァンに対しても礼儀正しいハンナ。彼のそういう部分もまた好青年な印象であり、同じ世代の男として尊敬する。
「じゃあ、あいつら待ってるし行くか」
「うん!」
屋敷に迎えに来たのはハンナのみで、他の皆は既に祭会場にいるという。
一応、視察という名目で来ているため、親と一緒に会場の説明を受けているとのことだった。
自分の体調を改めて確認する。今日は朝から調子が良く、朝ごはんもしっかり食べた。これなら街へ行っても大丈夫だろうと、イヴァンにも言われたので、俺は意気揚々とハンナと屋敷を出発した。
「やっと会えた~! 俺のアサヒ~!」
「おい、やめろ」
俺に抱きつこうとする友人をハンナが止める。
今回、この町に来たのはハンナを含めて三人。俺が誘拐された後にお見舞いに来てくれた青年達だ。
「いいよ別に」
「イヴァンさんがいるのに駄目だ!」
俺は笑いながら大丈夫だと言うが、ハンナは伴侶がいるのだから良くないと言って聞かなかった。
「こいつ、意外と頭が固いんだよなぁ」
隣でそう言う友人に笑いながら頷いたが、過保護なハンナの様子に、伴侶であるイヴァンと似たものを感じた。
「なぁアサヒ、結婚生活ってどう?」
「うん、楽しいよ」
町を歩きながら祭の説明をする俺に、最初は視察らしく聞いていた友人達だったが、いつの間にかお互いの近況を話していた。
「いいな〜!」
俺が明るく答えると、横から羨ましげな声が漏れた。
俺以外に伴侶を持つ者はおらず、皆、恋をしては破れているらしい。
ただハンナに関しては、違う領地の令嬢からもお誘いがあるらしく、皆それを妬ましく思っているようだ。
「ハンナは良いよな〜。選び放題じゃん」
「あーあ、来年は既婚者二人かぁ~」
「いや、俺はまだそういうの興味無ぇよ」
つついてくる友人二人に、ハンナが焦ったように答える。
「ハンナってそんなにモテるの?」
「アサヒ知らねぇのかよ! こいつ親切で助けてあげたお嬢さんに『お礼です』って上に乗られて、慌てて逃げたんだと!」
「やめろ!」
俺が質問すると、ハンナの領地の近くに住む友人が凄いエピソードを話してきた。
彼はハンナとよく会うらしく、先月は家に泊まりに行ったと言っていた。彼の説明で、その女の子が若干十六歳であると聞き、俺は顔を赤くした。
「へ、へぇ~。その女の子凄いね」
自分の知っている女の子はルーサくらいしかおらず、そういった話を聞いたことが無かったため驚いた。
「アサヒ君、かっわいいねぇ~!」
友人は俺の反応が面白かったのか、からかいながら抱き着いてきた。それを剥がそうとするハンナと、笑う友人達と共に、町の中心部へ向かって楽しく歩いた。
「へぇ〜! これがバスケってやつ? すっげぇ楽しそうじゃん」
「これアサヒが考えたのか?」
俺達は公園の中央に設置されたバスケ場で、バスケの試合を見学している。
出場しているのは、俺が直々に教えた弟達とその友人。そして学校のクラスメイトと思われる子ども達だった。
「ゴールとボールがあればできるし、ルールも簡単だよ」
「あ、今のがシュート? いろんな種類があるんだなぁ」
興味津々に試合を見る友人の姿に安心する。
俺がコーチを務めた子ども達はかなり上手くなっており、他の学友達も練習していただけあって見応えがある。
ゴールを入れる度に歓声があがり、俺はそれを嬉しく思いながら見守った。
「俺らちょっと食べもん買ってくるから、ここにいろよ」
「ありがと」
お腹が空いたと言い出した友人二人が、昼食を買ってくると立ち上がる。
俺とハンナの分も適当に選ぶということで、お任せして席に残ることにした。
先程弟達の出番は終わり、子ども同士で祭に繰り出して行ったため、会場は誰でも参加できる状態になっている。
大人も子どもも混ざり、ボールを見様見真似で投げ入れる様子に、俺はほっこりとした気持ちになった。
しかし少しして、胸の辺りに違和感を感じ始める。
これは悪阻の感覚だ。今まで、朝に調子が良い時は一日中大丈夫であったため、完全に油断していた。
「アサヒ、大丈夫か?」
「あ、うん」
バスケを見ていたハンナだが、俺の苦しそうな様子に気付いて声を掛けてくる。
「すぐ治まると思う」
俺は額の汗を拭きながら目を閉じた。
「ふ、……」
息が少し荒くなる。目もじんわり潤んできて気分がどんどん悪くなる。
俺が我慢できずハンナの肩にもたれた時、「おい!」とハンナの大きな声がした。
「ちょっと、横になりたい、かも……」
そう伝えると、ハンナは俺を抱いて立ち上がる。
後ろから友人二人の焦った声がした。ハンナは二人に事情を手短に説明する。
「アサヒを病院に連れて行くから、グライラ家の人にどうにかして連絡しろ」
「わ、分かった」
「アサヒ、大丈夫かぁ?」
ハンナの言葉に、友人達がオロオロしつつ心配そうな目を俺に向ける。俺はそれに答える余裕もないが、ハンナに自分の意思を伝える為に袖を引く。
「病院は、嫌だ……。どっか休めたらそれでいいから」
「おい、何言ってんだよ!」
「お願い……病院は、嫌だ」
妊娠しているこの身体で病院に行くわけにはいかない。
掴んでいるハンナの服の袖を、さらにギュッと握り込む。
ハンナは俺の必死な様子に「分かった」と言って頷いた。
「さっき見たピンクの休憩所あったろ! あそこの一番値段の高い部屋に連れてくから、家族にそう伝えてくれ!」
ハンナは友人達にそう伝えると、俺を抱え急いで会場を飛び出した。
休憩所とは、いわゆるラブホテルだ。
街には何件かそういった建物があるが、ここへ来る途中に見た一際目立つピンクの建物は特に立派であり、友人達の間でも話題になっていた。
「高い部屋なら空いてるはずだ。アサヒ、少し揺れるが我慢してくれ」
走るハンナの腕をぎゅっと掴み、俺は目を瞑って吐き気を紛らわせようとした。
「アサヒ。ベッドに下ろすぞ」
「……うん」
ハンナはすぐに最上階の部屋を借りられるよう手配し、俺を部屋のベッドに優しく降ろした。
「首元、緩めるぞ」
シャツのボタンが上から二つ外される。それだけで少し気持ちが和らいだ。
「ありがと……」
「ああ。それにしても、凄い部屋だな」
部屋はいわゆる南のリゾート風。大きな植物に、海辺を連想させる青い壁。
ビーチにありそうなパラソルまで用意されていた。
そしてここは休憩所である。『そういうことをして下さい』と言わんばかりに、ベッドの脇には大人の玩具や避妊具などがズラッと並んでいた。
その雰囲気に圧倒されたのか、ハンナの顔は少しだけ赤くなっている。
ボタンを外され少しは楽になったが、纏わりつく布が気持ち悪い。
「うう……」
「ア、アサヒ?」
俺が呻きながらもシャツのボタンを全て外して前を開くと、ハンナが動揺しながら俺の名前を呼んだ。
「ごめん、あの、服脱がして、もらえないかな?」
申し訳なく思いながらも、ハンナに視線を向けて頼む。
「あ、服って……全部か?」
「うん……ごめんね」
「い、いや別に! 謝んなよ」
顔を真っ赤にしたハンナが、恐る恐る俺の上半身を抱えて、上着を脱がせた。
「下も……いい?」
俺の申し訳なさそうな声に、ゴクッと飲み込む音がしてハンナが俺を寝かせると、ズボンのボタンに手を伸ばす。 そして前のボタンを外して緩めると、ゆっくりと足から引き抜いた。
「……はぁ、ありがと。あの、上は全部脱がせて」
「ぜ、全部……」
残るはシャツと穿いている下着のみだ。下着は特に気にならないが、シャツが肌に張り付いて気持ちが悪い。
「上だけで、いいから」
「……分かった」
ハンナは俺を仰向けで寝かせたまま、手を背中に回して少し浮かせる。
そのまま衣服を抜き取り、俺を再び寝かせた。
「アサヒ、これで楽に……あッ、」
「どうしたの?」
ハンナが急に驚いた声を出したので、何かあったのかと目を開ける。そこには目を開いて俺の胸を凝視しているハンナの姿。
「む、胸……が、」
何だと思い自分の胸を確認すると、乳首がぷっくりと赤く膨らんでいる。
「あ、」
それを見て、昨夜イヴァンにされたことを思い出した俺は一気に恥ずかしくなった。
妊娠してからというもの、セックスはしていない。しかし、俺の調子が良い日は積極的にスキンシップをとるようにしていた。
昨夜は、悪阻が終わったのではないかと思うほどスッキリとしており、イヴァンは久々に俺にいじわるな触り方をしてきた。
胸ばかりを弄られ、最後はそこだけでイッてしまうという恥ずかしい行為に、俺は「次やったら口をきかない」と怒ったのだ。
「あの、俺の胸いつもこんな感じなんだ。気にしないで」
「あ……そ、そうなのか。大げさに反応してごめんな」
「ううん」
ハンナはこれ以上赤くなれないんじゃないかという程、顔を真っ赤にして口に手を当てている。そして無理矢理という風に俺から目を逸らすと、ベッドの横にある椅子に腰かけた。
「とにかく、寝ろ!」
ハンナの言葉に「ありがとう」と言って目を閉じた。
「はぁ、ぅ……、」
「アサヒ、どうした⁈」
強い吐き気で目が覚める。俺が苦しそうな声を出すとハンナが顔を覗き込んだ。
「水……貰っていい?」
「分かった! すぐ持ってくる!」
胸がムカムカする。冷たい水が欲しくなり、目を瞑ったままハンナにお願いした。
すぐに足音がして、ハンナがサービスで置かれている水を持って帰ってきた。
「ほら、アサヒ」
ハンナはコップに入った水を差し出すが、俺はまた胸が苦しくなってうまく受け取れそうにない。
「アサヒ、あの、ごめん」
ハンナはおろおろと困っていたが、一言そう言うと、水を口に含んで俺の頬に手を添えた。
「あ……、」
そのひんやりとした手の感触に、つい気持ちよさげな声が漏れてしまった。
一瞬ハンナの手が震えた気がしたが、すぐに俺の頬は両手で掴まれ、顔に影が落ちた。
あれ? 待って……駄目だ!
急に頭が冴え、迫ってくるハンナの顔を俺が避けようと横を向いた瞬間……
「アサヒ!」
大きな声と同時に部屋に足音が響く。
「イヴァン、」
俺は聞きなれた声に安心し、小さく名前を呼ぶ。
「大丈夫か? 薬を持って出なかったのか」
独り言のように言うと、躊躇なく紙に包まれた錠剤を俺の口に入れ、水を口に含んで口移しで飲ませる。
「ん、んぅ……」
「ほら、飲み込め」
イヴァンは俺の喉が上下したのを見ると、口の中を指で優しくこじ開ける。そして錠剤が無いのを確認すると「いい子だ」と言って汗ばむ俺の額を撫でた。
その様子を、ハンナは顔を赤くしたまま見ていた。
それから数分経ち、徐々に気分が落ち着いてきた。
すっきりとした気分で汗も引いている俺に服を着せたイヴァンが俺の頬を撫でる。
「ハンナ、アサヒを介抱してくれてありがとう」
「俺はただ、ここへ運んだだけです」
俺は目を瞑ったまま、聞こえてくる二人の会話に耳を澄ませた。
「アサヒは、病気なんですか?」
不安そうなハンナの声に、申し訳ない気持ちになる。
「違う。昨日から食あたりだ。薬がまだ必要なのに飲まなかったみたいだ」
「そ、そうなんですね。良かった。あ、そうだ! あの、すみませんでした!」
「どうかしたのか?」
ハンナの急な謝罪に、イヴァンが身構える。
「アサヒの服を脱がせた事です。あと俺、イヴァンさんと同じ方法で水を飲ませようとしたんです……未遂ですが」
最後に付け加えたハンナに、イヴァンが笑う。
「気にしないでくれ。アサヒを助けようとしてくれて感謝している」
「あの、誓って不埒な真似はしていません」
「はは、分かっている。これからもアサヒの良き友でいてやってほしい」
イヴァンの優しい声を聞いたところで、俺の意識は遠くなった。
「ん、起きたのか?」
「あれ? 俺、部屋に、帰った……?」
ベッドに下ろされた感覚で、ふと目が覚めた。
見慣れた天蓋があり、俺の部屋であると分かる。
どうやらイヴァンがここまで俺を運んでくれたようだ。
「俺、寝てたんだ。ハンナは?」
「友人達と合流して祭に戻ったよ。俺とアサヒは休憩所から馬車で帰った」
ハンナは俺の体調を心配していたが、イヴァンが屋敷に戻ってから医者を呼ぶと言うと、安心していたとのことだ。
話を聞いて、皆に迷惑を掛けたことを申し訳なく思った。
「イヴァン、ごめんね」
「いや、謝らなくていい。だが、聞きたい事がある……」
イヴァンは真剣な顔で俺の目をじっと見る。
「アサヒ、ずっと薬を飲んでいないだろう」
「え……」
ギクッとして肩を竦ませる。その様子に、それが本当だと分かったイヴァンが俺に背を向ける。
そして、ベッドサイドの棚を開け瓶を指で持ち上げると、貰った時から全く減っていない中身を見て眉を寄せた。
「何で飲まない」
うまい言い訳が思いつかない。
ドロシーから薬について説明を受けた時、『飲みすぎは身体に毒』だと聞いていた。その言葉がずっと頭に残っている俺は、お腹にいる子どもに少しでも悪影響があったらと恐れ、薬を飲まないようにしていた。
そして、その事でイヴァンに心配をかけたくなかった俺は、薬のことを誰にも言えずにいた。
「だ、だって……」
真面目な顔で言葉を待っているイヴァンに言い訳はできないと、俺は正直に本心を伝えることにした。
「薬は飲みすぎたら毒だって聞いて……もしこの子に何かあったら、」
「ドロシーは一日三錠までなら良いと言っていただろう。本来なら五錠で問題ないとも」
「でも俺、」
不安だったのだとイヴァンを見上げると、イヴァンが俺のお腹を撫でながら口を開く。
「アサヒが弱れば、この子は死ぬ」
「あっ、」
今日のような危険な時に、周りに誰もいなかったら?
もしお腹から倒れでもしたら?
イヴァンの言葉にハッとする。
「薬はアサヒが楽になるためだけじゃない。子どもを守るためでもある」
そう言ったイヴァンは俺の目をまっすぐ見る。
「子どもの為にも、薬を飲んでくれ」
「うん」
やっと分かった。危険があってはいけないと、絶対に健康な子どもを生むのだと、そればかり考えていた。
ドロシーは出産に立ち会った経験者で、信じなきゃいけないのに。
また隠し事して、イヴァン呆れてるよね。今回も一人で突っ走って、俺なんて親失格なんじゃ……
考えながら俯いていると、イヴァンがフッと笑いながら俺の頬に手を添えた。
「アサヒはもう親になってるんだな。子どもの為に、自分が辛いのも我慢できる。……その子は幸せ者だ」
優しく微笑まれ、胸から熱いものが込み上げてきた。
う、う、と情けない声が漏れ、目からはボタボタと涙が零れて止まらない。
「うぁぁぁ~、ううっ、」
泣きじゃくる俺の頬を指で拭いながら、イヴァンは俺が落ち着くまで、ずっと側に居た。
「……ごめん」
ひとしきり泣いた俺がいろんな思いを込めて謝ると、よしよしと頭を撫でられた。
「アサヒだけの子どもじゃない。俺にも相談してくれ」
「うん」
イヴァンは俺の泣き腫らした目をじっと見て、ハハッと笑った。
「泣いてる顔も可愛いな」
「嘘だ……俺、今ぐちゃぐちゃだよ」
「アサヒは、あまり泣かないからな」
ズビッと鼻を啜ると、珍しがって俺を覗き込む。
「今日はいっぱい泣き声を聞いたから、今度は笑い声を聞きたいよな」
イヴァンがお腹に向けて声を掛ける。その様子がなんだかおかしくて、俺は小さく噴き出してしまった。
「はは、そうだね。お父さんが泣いてばっかりじゃ、心配するよね」
俺はお腹を撫でながら、子どもに話しかける。
「よし、これからはたくさん笑うからね」
「聞いたか? お前のお父さんは強いな」
俺達はお腹に向けて、穏やかな声で言葉を掛けた。
その日、日が暮れる頃にはすっかり元気になった俺の元へ、ハンナが様子を見にやって来た。
「アサヒ大丈夫か?」
「うん、今日は本当にごめんね」
ハンナは気にするなと言って、俺の顔を窺う。
明日もまた一緒に祭へ行く約束をしている俺は、どうしたらよいのか分からずイヴァンに尋ねる。
「明日の朝、体調が良ければ会場まで俺が送ろう」
「え! いいの?」
「ああ。薬をちゃんと飲むならな」
「約束する!」
お礼の意味を込めて、イヴァンをぎゅっと抱きしめた。
次の日、俺は友人達と屋台を回ったりバスケを教えたりと、一日楽しく過ごすことができた。
二日間の盛大な祭が終わり、友人達と別れる時には寂しく感じたが、またこの町に来ること、そして俺も彼らの町へ遊びに行くことを約束し、全員元気に手を振って別れた。
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