概要
その蘇りはズレていく
【あらすじ】
五種の人種と魔族が『運河』を挟んで戦争をしている世界。人間のリスタは初めての実戦で死んでしまい、神々から与えられた『祝福』によって蘇った。
しかし、蘇ったリスタは“元のリスタ”とは違う、いいようのない他人感を抱える事となる。
「蘇った僕は、死んだ〈僕〉とは他人なのか?」
そんな思考に苛まれながらリスタは血のつながっていない姉であるレティシアや周りに秘密にして日々を過ごしていく。
それから幾度の戦いの中でリスタは死んで蘇る度に強くなったが、同時に本を読めなくなるといった自身を構成するアイデンティティが失われていった。
これ以上は姉に気づかれてしまう、周りにバレてしまう。だから蘇りたくない、死にたくない、だけど戦わければ、大切な人たちが殺されてしまうと苦悩する中で魔族の『四
応援していただけたら幸いです( ̄▽ ̄)!
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?