第5話 新たな発見

春の午後、大輔、はじめ、さつきの3人は、大輔の家でくつろいでいた。リビングに並んで座りながら、ノートを使った冒険の話で盛り上がっていた。


「次はどんな道具を作ろうかな?」大輔が言いながら、ノートを手に取った。「さっきのエネルギー補給装置も面白かったけど、もっと便利で面白いものが作れそうだよね。」


「うーん、例えば?」とさつきが興味津々で聞いた。「何かアイデアがあるの?」


「例えば、どんなに重いものでも持ち運べる道具とか」と大輔が提案した。「持ち運びが簡単になったら、旅行とかで便利かもしれないし。」


「それいいね!」はじめが興奮して言った。「どんな感じの道具になるんだろう?」


「シンプルな形にして、持ち運びやすくしようかな」と大輔が考え込む。「例えば、カバンのような形で、荷物を軽くしてくれる装置。」


「なるほど」とさつきが頷いた。「それなら、たくさんの荷物を持ち運ぶのが楽になるし、長距離旅行でも便利だね。」


「じゃあ、さっそく作ってみよう!」と大輔が言いながら、ノートを広げた。「まずは形を決めて、それから必要な機能を考えよう。」


大輔がノートにカバンのような形を描き始めた。シンプルでありながら、目立たないデザインで、持ち手がついていて軽く持ち運べるようになっている。ノートのページが光り、描かれたカバンが実物として現れる瞬間、3人はその光景を見守っていた。


「できた!」大輔が声を上げた。目の前には、実際に使えるカバンが現れていた。「これで荷物を軽くできるはずだよ。」


「すごい!試してみよう!」とさつきが言いながら、カバンにいくつかの重い本を入れてみた。「これで本当に軽くなるかな?」


さつきがカバンを持ち上げると、意外にも軽くなっていた。「すごい、ほとんど重さを感じないよ!」と驚きの声を上げた。


「これなら、どこにでも持っていけそうだね」とはじめが笑顔で言った。「でも、他の人に見られたらどうしよう?」


「確かに、その点は気をつけないとね」と大輔が同意した。「このカバンを使う時は、なるべく目立たないようにしよう。」


その後、3人はカバンの使い方について話し合いながら、さらに便利な使い方を模索した。例えば、旅行やキャンプに持っていくことを考えて、さらに改良の余地があることに気づいた。


「これを使って、他にも便利な道具を作りたいね」とさつきが言った。「例えば、自分たちだけのオリジナルの便利アイテムをどんどん作っていこう!」


「うん、そうしよう!」と大輔が笑顔で応じた。「次はどんなアイデアが出るか楽しみだね。」


「それにしても、このノートがどこまで使えるか楽しみだね」とはじめが言いながら、ノートを見つめた。「これからも色々試してみたいな。」


3人は、新たな道具を使ってさらに面白い冒険をしていくことを決め、ノートを使ったアイデアを膨らませていった。これからどんな発見があるのか、その未来はまだ誰にもわからない。しかし、大輔、はじめ、さつきの3人は、その冒険がどんどん楽しくなることを期待していた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る