概要
一人ぼっちの私と死んだはずの護衛騎士。理不尽は、全部ふたりで覆します!
「君を愛することはない」で始まった不遇な結婚――。
国王の命令でクラーヴァル公爵家へと嫁いだ伯爵令嬢ヴィオラ。しかし夫のルシウスに愛されることはなく、毎日つらい仕打ちを受けていた。
孤独に耐えるヴィオラにとって唯一の救いは、護衛騎士エデン・アーヴィスと過ごした日々の思い出だった。エデンは強くて誠実で、いつもヴィオラを守ってくれた……でも、彼はもういない。この国を襲った『災禍の竜』と相打ちになって、3年前に戦死してしまったのだから。
ある日、参加した夜会の席でヴィオラは窮地に立たされる。その夜会は夫の愛人が主催するもので、夫と結託してヴィオラを陥れようとしていたのだ。誰に救いを求めることもできず、絶体絶命の彼女を救ったのは――?
(……私の体が、勝手に動いている!?)
「地獄で悔いろ、
国王の命令でクラーヴァル公爵家へと嫁いだ伯爵令嬢ヴィオラ。しかし夫のルシウスに愛されることはなく、毎日つらい仕打ちを受けていた。
孤独に耐えるヴィオラにとって唯一の救いは、護衛騎士エデン・アーヴィスと過ごした日々の思い出だった。エデンは強くて誠実で、いつもヴィオラを守ってくれた……でも、彼はもういない。この国を襲った『災禍の竜』と相打ちになって、3年前に戦死してしまったのだから。
ある日、参加した夜会の席でヴィオラは窮地に立たされる。その夜会は夫の愛人が主催するもので、夫と結託してヴィオラを陥れようとしていたのだ。誰に救いを求めることもできず、絶体絶命の彼女を救ったのは――?
(……私の体が、勝手に動いている!?)
「地獄で悔いろ、
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!大切な彼は亡くなった。でも彼は魂だけになっても主人公を守りつづける!
伯爵令嬢ヴィオラは侯爵家へ嫁いだ。
しかし、夫で侯爵のルシウスはヴィオラを妻として愛さなかった。
玉の輿のはずなのに、ヴィオラは辛い日々を送っていた。
そんな不幸なヴィオラの心の支えは、もう亡くなってしまった護衛騎士エデン・アーヴィスとの思い出だけ。そんな彼女のもとに、ある日エデンの魂がもどってきて――
エデンがめちゃくちゃカッコいいです!
なにがいいって、亡くなったのも愛するヴィオラのためだし、魂だけになってもヴィオラのために行動するんです。もう、彼のヴィオラに対する愛が深くて……キュンとしました(〃ノωノ)vV
こんなにヴィオラを愛してくれるエデンには幸せになって欲しい!!!って思って…続きを読む - ★★★ Excellent!!!憑依型ヒーローの格好よさ! ヒロインもギャップで倍以上にカッコイイ!?
本当に作者様は「救ってあげたい」「守ってあげたい!」と思わせるヒロインの描き方がお上手!
理不尽な不遇にあっても揺るがぬ善性、懸命に耐え忍ぶ姿……序盤から過酷な境遇にあるほど、ヒロインの魅力が増していく不思議……!
そして何より作者様の全作品で特筆すべきは「ヒロインを救うヒーローの特性」!
今回の作品では「憑依型ヒーロー」という新機軸の魅力が全力で押し出されています!
……いえ本当、格好いいですね!? ネタバレはもちろん避けて書きますが、本当に「このタイミングで助けて欲しい……!」という展開、そして期待に応える大活躍!
もはや職人の技、安心して読み進められつつ、今回は「憑依型…続きを読む