大切な彼は亡くなった。でも彼は魂だけになっても主人公を守りつづける!

伯爵令嬢ヴィオラは侯爵家へ嫁いだ。
しかし、夫で侯爵のルシウスはヴィオラを妻として愛さなかった。
玉の輿のはずなのに、ヴィオラは辛い日々を送っていた。
そんな不幸なヴィオラの心の支えは、もう亡くなってしまった護衛騎士エデン・アーヴィスとの思い出だけ。そんな彼女のもとに、ある日エデンの魂がもどってきて――

エデンがめちゃくちゃカッコいいです!
なにがいいって、亡くなったのも愛するヴィオラのためだし、魂だけになってもヴィオラのために行動するんです。もう、彼のヴィオラに対する愛が深くて……キュンとしました(〃ノωノ)vV
こんなにヴィオラを愛してくれるエデンには幸せになって欲しい!!!って思ってたら、なるほどな展開が待ってて、それにも胸アツでした♪

それに、ヴィオラの名ばかりの夫のルシウスに待ち受ける結末も良かった!
ルシウス、なかなかのくそ野郎なんですよ。そんな彼の悪党ぶりが露見してざまぁがしっかりと決まったときは、本当にスカッとした気分になりました♪

恋愛ファンタジーにほしい要素がしっかりと入っていて、予想外の展開もある面白い小説でした☆