概要
緋色の殺意を手懐けて、カンタービレの少年は手を汚す
倍率1000倍と言われている魔道具取扱資格のカンタービレを平民の身分で合格したアルケー・ダニエル。彼は魔道具の事件に巻き込まれて消息不明の弟を探す為にカンタービレになる必要があった。されど、貴族社会において平民が貴族の仕事をする為には理由が必要だった。アルケーの理解者であり、アルケーを利用する優男、魔道具管理局ジュデッカの局長、サリエラ・カルヴァヤン博士が連れてきたのは異邦の地から来たであろう美しくも凶暴な少年兵、二人は表沙汰にならない汚れ仕事、闇クエストに手を染めていく。
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