第23話 番外編 クリスマスのプレゼントはエルフ!?

「ことぶきーー!!!!今日はクリスマスだよー!」



「そうだな」



「何でことぶきはそんなに嬉しくないの、、?」



ミカトはいつもと同じような態度の寿が気になって聞いてみた。



「そりゃ、いつもと特に変わらないからだろ、、?」



「家の中はクリスマスツリーとかはないけど、、、でもクリスマスプレゼントは私ことぶきに対しては用意したよ!」



「そっか、楽しみにしてる」



「何でもっと喜ばないの!?」



寿はもうミカトがどんなものをプレゼントしてくるか大方予想がついていた。




ミカのことだからどうせ



「はい!私特製の媚薬!!」


とか




「買ってきた、ローション!」



とかそういうものなんだろ。



僕はもうミカと数ヶ月過ごしてきたんだからいつもの態度とかを見て接すれば大体わかる。




僕を何とかして早くいやらしい空気を作ることがバレバレ



僕にクリスマスプレゼントを渡すなんて1000年早い!




寿はミカトの達人と言ってもいいほどに成長した。





が、寿のクリスマスプレゼントの内容は全て外れていた。




今回ミカトが寿にあげるクリスマスプレゼントはミカト自身だったからだ!!




「ことぶき、私があげるプレゼントが私自身なんて絶対に思ってもないはず、多分ことぶきは、媚薬とかの予想でしょう」




とミカトは寿のマスターでもあった。




お互いはお互いこのとを知り尽くしていた。




「ことぶき、楽しみしてねー」




ミカトはニヤニヤしながら寿に笑ったが、寿はヒヤッとした。




これから僕はミカトに何をプレゼントされるか怖くなってきた。






これから僕はなんの対策をしていけばいいんだろう、、、、




寿はこれからミカトにどういう態度で接して、どうやってミカトからのクリスマスプレゼントをもらうかを午後の間考えていた。







よし、これでいこう。





寿は何かいい考えを思いついたのか、目に希望が見えた。





そして夜





「ことぶきー!まずは晩御飯を食べてー!その後にプレゼントを渡すから」




ミカトは寿にプレゼントを渡すと言ってからずっと嬉しそうだった。





「わかった。」




寿はすんなりとした顔でご飯をたべいつも通り「うまいなミカ。また腕を上げたのか?」とミカトの手料理を褒めた。




「ことぶき、ご飯を食べ終わったからそろそろプレゼント渡すね!」




そう言ってミカトは寿の返事を待たずに電気を消してプレゼントの準備をした。




「み、ミカ急に電気消して、びっくりするじゃないか、、」



ミカトはそんなことも気にぜずに準備をした。








電気の光がつくとそこには大きな箱が置いてあった。




寿はそれを恐る恐る開けてみると、、、






「クリスマスプレゼントは私でーーーーす!!」





「ミ、ミカ!?」






















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