第24話 クリスマスプレゼントは美少女エルフ!?

「クリスマスプレゼントは私でーーーす!!」



「ミ、ミカ!?」




寿は自分の予想していた媚薬はなかった。そしてクルブは自分の予想していた斜め上の結果にびっくりした。なぜならミカトは自分自身をプレゼントにしたのもそうだが、今ミカトはバニー姿であったからだ。






「ミカ自身がプレゼントなんてびっくりしたよ。」



「えへへ、嬉しいでしょー!」




ミカトは寿のびっくりした様子を見て、寿が喜んでくれたと思って嬉しくなった。




寿は自分の予想を遥かに超えたものをくれたことに対してうまく状況が理解できなかった。




まさか、ミカト自身をくれるなんて思ってもいなかった。




「ミカ、気持ちだけ受け取っておくよ、、、」



「えーー!!なんでーー!私ももらってよーー!いっそのこと子作りもしようよーー!」



「いっそのことで子作りなんてできるか、、!!!!」




寿はいつも通りミカトに対し、ツッコミをした。




「ことぶきが喜ぶと思って頑張ったのに、、」




確かにミカトはいつもバニーガールなんてしていないし多分僕を喜ばせるために頑張ってくれたはずだけど、、、




でも僕は、、、そんなプレゼントをもらっても困るよ!!




寿は困ったような顔をしてミカトの方を向いた。





「ことぶき、やっぱり私じゃ満足できない、、?」




「い、いや、、、そう言うことでは、、、」




「だと思ってきらりも呼んでみました!!!」





寿はその言葉を聞いてびっくりした。




まさか、きらりもバニー姿で登場するのか、、、!?





寿はきらりのバニー姿を期待しつつ、「ミカ、ナイス!!!」とミカトを心の中で褒め称えていた。





「寿〜?」



「き、きらり、、?」




寿がみたきらりの姿は、まさかに狼のぬいぐるみを羽織っていた姿だった。




な、なんだよー、、期待した僕が悪かった、、、、きらりがバニーを着てくれるなんてそんなことないよな、、、、




寿はがっかりしたが、でもクリスマスにきらりに会えただけでも嬉しくなった。





棚からぼたもちなんてそんなことないよな、、、、




寿はこれ以上期待しないようにした。




「ことぶき!きらりもきたし、本当にクリスマスプレゼントをあげるよ!」




ミカトはそう言って寿の目を隠してきらりにプレゼントを持ってくるようにした。




「ミ、ミカ、これは一体、、?」





「寿、これミカトちゃんが一生懸命作ったんだから大事にしなさいよ!」




きらりはそう言ってミカトに寿の目を覆うのをやめさせた。





「これは、、、」




寿はそのものを見た時言葉がなくなった。




それはマフラーだった。



黒色と少し青色が混じったマフラーだった。




「これミカトちゃんが頑張って作ってくれたから大切にしてよね!!」



「ミカがこれを作ってくれたのか、?」



「寿が喜ぶと思って、、」




寿はそれを聞いて笑顔になった。





「ありがとうなミカト!!!」







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