第6話 休日はエルフとのお料理講座
「ミカ、今日はお前に料理を教える。難しいかもしれないが頑張れよ」
「分かった!ことぶき!」
ミカトはこの世界に来てから食べたことのないものばかりを食べていた。
ことぶきの狙いとしては、ミカトに自分で好きな料理をしたり、オリジナルの料理を作って、これから寿が学校にいる時でも飽きないようにするものある。
実際に僕はミカが異世界にいる時にどんなものを食べていたのか普通に気になるからそれもミカが作ってくれるといんだよな、、、
寿は異世界の料理を食べたいという欲望もあった。
「じゃあ、今からガスコンロやフライパンなどの使い方を説明するからしっかり聞いて、使えるようにしろよ?」
「うん!私ことぶきの話しっかり聞く!!」
興味津々のミカトに対して寿は丁寧にキッチンにあるもの全ての使い方を教えた。
「これで説明は終わったが何か質問はあるか?」
寿がミカトに聞いてみると
「料理のことについては分かったけど、ことぶきが明日からがっ、、こう?に行くのがわからない、、、」
ミカの話よるとミカのせいでは学校というのは存在しておらず、子供はみんな冒険者になることを志しているらしい。
「まぁ、俺は学校に行かないといけない義務があるから仕方がないよ。」
「ことぶき!私もそのがっ、、こう?に行ってみたい!!」
ミカトは目を輝かせながら言った。
「ミカもいつかは僕と一緒に行けるたらいいな」
「ちょっと、ことぶき行けたらいいなじゃなくて私も明日から行きたい!!」
駄々をこねてくるミカトであったが学校に行くということはまず、ミカトがこの世界での高校生レベルの勉強についいていけるかの問題と入学手続きの問題の二つがある。
行きたいと言っていけるほど、寿の通う学校は甘くない。
寿の高校は、地方有数の進学校であるからだ。
「まぁ、取り合いず、ミカも試しになんか作ってみたら?」
話を逸らすように寿は料理の話に変えた。
「分かった!私頑張って作ってみるーーー!!」
ミカトはこの後に寿をキッチンから追い出して、一人で黙々と料理を作り始めた。
「できたよーー!ことぶき!」
ミカトは寿に料理ができたと伝えるとそこには大きな肉が焼かれており、ものすごくドス黒い色をしていた。
「こ、これは、、?」
寿が恐る恐る尋ねてみると
「これはね!私特製!オリジナルソースの肉焼き!」
自信満々に言ったミカトであったが、寿はこれが一目で体に害があるものだと判断した。
しかし、寿はせっかくミカトが作ってくれた料理何も手を出さずにするのは良くないと思い、一口だけ食べてみた。
「お、おいしい!!」
寿はそのドス黒い肉を口に入れた瞬間舌鼓を打った。
「これが私特製の料理です!!」
と自慢げにいうミカトであった。
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