第5話 休日とエルフ

土曜日はミカと一緒に服を買いに行った。




けど、僕は日曜日ミカと何をするのか全然わからない。




実際、この世界に来たミカはどんな気持ちか全然わからない。いつも目をキラキラさせながら「ことぶきこれ何!?」と言っている。




そしてたまに僕にとって恥ずかしいことを言ってくる。





「ことぶきにだから見せてるんだよ、、、?」




もう今思い出すだけで顔が真っ赤になってしまう、、、




昨日ことを思い出して、寿はまた顔を赤面させていた。






「ことぶき!私お腹が空いたんだけど、何か食べるものないの〜?」





とそこへミカトがやって来た。




「それなら冷蔵から卵を持ってきて、今から僕がミカのために卵焼き作ってあげるよ」




「何それ!?ことぶき早く作って!!」



ミカトは卵焼きとはなんなのか気になっている様子でお腹をお鳴らしながら言った。





「待ってて、今ミカのために作るから。」






その後寿はミカトのために卵焼きを作った。






「すごくおいしい!!私この卵焼き好き!!」





ミカトは初めて食べた卵焼きの美味しさに舌を奪われた。





「それなら良かったよこれからも作ってあげるから」




ミカトの口に合って良かったと嬉しくなった寿にミカトは一つ質問をした。




「ことぶき、私のこと好き?」




「ん?」




寿は予想外の言葉にびっくりした。



「どうしたんだ?急にそんなこと言って」



「私は、ことぶきのこと好きだっからことぶきは私のことどう思っているのかと思って、、、、」





少し恥ずかしそうにミカトは説明をした。




僕はミカのことをどう思っているのか全然わからない、、、、。今のところ言えるのは僕はミカのことを恋とか、夫婦の好きではないことだけはわかる。





でも、ミカとこの二日ぐらい過ごして、家族のようには思っている。




家族で例えるなら、、、、、、




「僕はミカのことを妹ように思っているよ。」






「それって私のこと好きなの?」





ミカトは頬を膨らませながら少し怒って言った。





「まぁ、好きと言えば好きかな、、、?」




家族としてはかな、、、、?




と心の中で言った寿。ミカトはその好きがどう言う部類なのかを察した。




「これからはことぶきが私のことを私と同じ好きにしてみせるから覚悟して!!!





そして、私と子作りをしてね!」





ミカトは満面の笑みで寿に対して、宣言した。




「分かったよ。僕は自分で言うのもあれだけど相当ガードは高いはずだぞ、、、?」




「ことぶきの意地悪ーーー!!」



ミカトはさっきの笑みが、寿の一言で急に変わった。




僕には好きな人がいるからミカのことはすまないけど好きにはなれない、、、、




「いつかことぶきが私のことで頭いっぱいにしてあげるからね!!」




最後には諦めずミカトは寿に指をさして言った。





























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