第7話 午後からはイケナイ授業!?
「ことぶきーー!!私今からことぶきに授業をしてもらいたい!!」
ミカトはことぶきに学校について教えてもらったことで学校について関心を持った。
「はいはい、、、。じゃ今から数学というものを教えてやるからしっかりと聞けよ?」
寿はこれからもしミカトが学校に転校してくるなら数学という学生を多く苦しめてきた教科を最初に教えようと決めた。
「何それー!面白そう!!」
ミカトは興味津々でワクワクした表情で寿を見つめた。
そして、数学をはじめから数分後
「ことぶき、、、、もう数学難しい、、、、、」
ミカトがギブアップしていた。
と言っても、寿が教えていたのは数学ではなく算数であった1+9=10のようなものだった。
ここで寿は実感されられる。
ミカトの世界は本当に大丈夫なのか、、、!?
ということだ。
なにしろ、ミカトの今の様子を見れば、ミカトの世界では義務教育が全くなく、こういう計算もできるも多分少ない。
つまり、教育水準が低すぎて、世界がしっかり成り立っているのか全然わからなかった。
「僕と一緒に学校に行きたいのなら頑張ろうな。」
と寿がミカトの背中を摩っていると
「ことぶき、私も一つ授業してもいい?」
と言ってきて寿に近づいてきた。
「いいけど、何すんの?」
寿が聞いてみると、ミカトは寿の唇の指を当てた。
「異世界の人を誘う方法、、、♡」
ミカトは少しニヤッと笑って寿に自分の顔を近づけて自分の唇を寿の唇にくっつけようとした。
「ミカのやりたいことはさっき近づいた瞬間からわかったからやめるよ。」
「え、、!?何でーーー!私はことぶきとキスしたいのにー!!」
ミカトが寿とせっかくキスできると思って期待していたが、寿はミカトを抑えて、断った。
「残念だけど、僕はミカのことをそういう目で見てないから」
「ムゥーーーー」
とミカトは拗ねてしまった。
「私、今からすうがくを頑張るからことぶき教えて」
とミカトは開き直ったのか、学校に入るために寿に教えをこいた。
この後は何も起こらず、ミカトはしっかりと数学について簡単な計算はできるようになった。
「ことぶきーー!!私この問題できるようになったよーー!!」
ミカトは計算問題で答えが当ていたことにすごく喜びを感じていた。
「おーー、すごいなミカ偉いぞ」
寿はミカトの頭を撫でながら言った。
「えへへ、すごいでしょーーー!!」
と満面の笑みで寿に頭をもっと撫でてもらうようにした。
「まぁ、今日はここまでにして、そろそろ晩御飯を作るか!」
「わかったー!私が作るよーー!」
と言ってミカトは晩御飯を作りに行った。
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