第16話 学校とエルフと放課後デート

「ねぇねぇ、ミカトちゃんはどこ出身なの?」



「ミカトちゃんすごく綺麗だから、絶対に外国だよね!」



「だよねーー!その瞳も私あんまり見たことないよー!」




「わ、私は、、、、」




ミカトは学校にきてそうそうクラスのみんなから質問攻めさせたれていた。



ミカトは困った様子で、みんなからきた質問に答えようとしていた。





あー、大変だなミカは、。これ助け方がいいのかもな、、。




寿はミカトの隣の席なのにも関わらず、休み時間もずっと問題集を解いていた。






「ちょっとミカトちゃんが困ってるでしょ!」




そこにきたのはきらりだった。




「きらりちゃんだって本当がミカトと話したいんでしょ?」




きらりにそう言ってきたクラスの女子たちは、ニヤニヤと笑ってきた。





「きらりちゃんも一緒にミカトちゃんとは喋りしよ?」





「もう、、!ミカトちゃんが困ってるから一つずつ質問しよ」




きらりはクラスの女子におされ、ミカトが困らないようにして楽しくおしゃべりをした。





やっぱり、きらりは優しいな。




寿の中できらりの評価がまた上がった。





そして、お昼になって、ミカトときらりは二人で寿と一緒にお弁当を食べようと提案してきた。




「ことぶき!食べよ!!」




「屋上ならほとんど人いないし大丈夫でしょ!」





「二人がいいなら、、僕はいいけど、、、」




寿たちはそのまま屋上でお昼を食べた。




「寿そのタコさんウインナー食べたい!」




そう言って、きらりは寿のお弁当の中からタコさんウインナーを取って食べた。




「ちょ、、きらりお前、、!!」




「寿のお弁当美味しいー」




きらりはそう言って、美味しそうに食べた。





「私もことぶきのお弁当いただき、!!」




ミカトも寿のお弁当のおかずをとって食べた。




「ミカは僕と同じ弁当だろ、、?何で取るんだよ!」




寿はミカトもきらりと同じことをしてだんだん自分のお弁当が減っていくのを見ていた。




そして、ミカトがきらりと同じことをしたのが理解ができなかった。




「私もことぶきのお弁当食べたかったんだもんーー!」




ミカトはそう言って笑った。




こうして寿のお弁当と昼休みの時間はへっていった。





「お弁当おいしかったねー!また三人で一緒に食べようねー!」




きらりはそう言ったが、




「僕は反対だ。僕のお弁当がなくなる」




「でもことぶき楽しそうだったよー?」




きらりとミカトは寿を頑張って引き留めていたがそこに





「寿くんー?」




後ろからすみれが寿を呼んでいた。





「すみれ先輩!?どうしてここにいるんですか、、?」




寿は突然声をかけられてびっくりした。




「そりゃ、もちろん今日は寿くんとの放課後デートするから忘れてないかきたんだよ。」





それを聞いたミカトの顔は一変した。









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