概要
金は悪へ
不遇な人生を送っていた久我猛は、ある日を境に、想像を絶するほどの幸運を手に入れた。宝くじで五億を当て、海外のくじも当選させた。なにより究極の幸運は、大資産家・黒神藤吾の遺産を相続したことだ。一生かけても使い切れないほどの資産を手に入れた久我は、その金でCC財団を設立する。未解決凶悪事件に懸賞金をかけるための財団だ。久我は四つの事件に懸賞金をかけた。最大で二十億。しかも、犯人自らも受け取ることができる。自白を……正義を金で買うということだ。はたしてそれが、どのような運命を呼び込むのか……。
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