概要
『彼になら何をされたっていい。それこそ、殺されたって……』
※コンテスト用に執筆した作品でる為、中途半端ではありますが完結となりました。
国家間での争いが絶えないバナルダン大陸の南東部にあるドライオン王国。暖かい大洋に面したその国には、ある変わった姫がいた。その名を、シャルターユ・ドライオン。
望まずも人の心の声が聞こえるシャルターユは、幼い頃より大勢の人々の誠意と悪意に触れすぎて人を遠ざける様になっていた。コミュ症で陰キャな一面を持ちつつも、男装する事で人前で明るく振る舞えるハイブリッドな彼女。16歳になったある日、常に敵対してきた隣国のデイム帝国より、十数人の使者が訪れるのだが、その一団の中には冷血王子と名高いデイム帝国の第二皇子、ランスロー・ゴドウィンが代表として加わっていた。
「ど、どどどどど、どうしよう! 私を殺しに来たんだ!」
国家間での争いが絶えないバナルダン大陸の南東部にあるドライオン王国。暖かい大洋に面したその国には、ある変わった姫がいた。その名を、シャルターユ・ドライオン。
望まずも人の心の声が聞こえるシャルターユは、幼い頃より大勢の人々の誠意と悪意に触れすぎて人を遠ざける様になっていた。コミュ症で陰キャな一面を持ちつつも、男装する事で人前で明るく振る舞えるハイブリッドな彼女。16歳になったある日、常に敵対してきた隣国のデイム帝国より、十数人の使者が訪れるのだが、その一団の中には冷血王子と名高いデイム帝国の第二皇子、ランスロー・ゴドウィンが代表として加わっていた。
「ど、どどどどど、どうしよう! 私を殺しに来たんだ!」
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!恋愛×コメディ 姫様? シリアスな場面でボケなくてもいいんですよ?
タイトルに陰キャな男装姫とあるので、どこか陰鬱な印象を受けるかもしれません。
しかしそのイメージは完全に誤りです。確かに、表面上は陰キャで、引きこもりで、人見知りではあります。
ですが、この姫様(主人公)、とんでもないアホの子です。というか、ぽんこつです。そして表面上は人見知りで陰キャなんですが、その内面は普通の子(アホ寄り)となっています。
ほら、人見知りではあっても、気心知れた相手なら饒舌になるタイプっているじゃないですか。アレです。
だから一人称の地の文(心の声)は、終始明るい感じで読者を楽しい気持ちにさせてくれます。序盤は読者にまで猫をかぶっているのか、エンジンがかかるまで少しかか…続きを読む