(番外編)至高

前置き祝1万PV突破!!

読者の皆さんには感謝してます。 

今回は尊牙君の話にしました。


至高。

それは俺様こと尊牙に最も遠いものだ。

それは分かっている。

だが1人の投手として至高の領域に辿り着きたい。

俺様が唯一尊敬する鬼沢先輩みたいな。


俺様は元々フィジカルこそ同世代の中では群を抜いていたが野球をやっていなかった。

けれど偶々見に行った鬼沢先輩のデビュー戦。


それは俺にとって鮮烈な印象を残すとともに野球への興味を持たせた。

そして多少の努力を経て現在俺様は鬼沢先輩のいる春風学園のローテーションに入り込むことに成功した。


因みに今大会の成績は3試合登板の19回を投げ被安打3、与四球2、奪三振42の防御率0.95だ。

因みに被安打3の内2本はソロホームランだ。

被安打、与四球すべて一回に与えてなんとか凌いでそこから立て直すのが今の俺様の投球スタイルだ。


俺様が持ってる球種はストレート、ツーシーム、フォークの3種のみだ。

後々増やしたいところだ。


とそんなことを1人語りしていたら鬼沢先輩が来てくれた。

俺様の一回に対してどうすべきかを甲子園で登板するに先立って考ていたら独り言を鬼沢先輩に聞かれ相談に乗るよと言われてこの経緯に至った。


以下一部省略した鬼沢と尊牙の会話


尊牙「鬼沢先輩、俺の立ち上がりってどうしたら改善すると思います。」


鬼沢「尊牙君毎回当番の前日投げてるでしょ。

あれやめたら少なくとも初回は良くなると思うよ。

後半はどうなるか分からないけど。」


尊牙「そーなんですか。 初めて知りました。

ありがとうございます。」


そして甲子園で鬼沢によって改造された尊牙がパーフェクトを達成することを未だ誰も知らなかった。


後書き鬼沢はチーム内のメンバーに対しては優しい。

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