まさかこんな事にはなるとは思わなかった。

いくら王屋さんが化け物じみた成績（打率6割8部3厘　7ホームラン　16打点）を残していたとはいえ故意死球を受けるとは｡

孫投手にはがっかりだよ。

ダーティーな噂はあったけど確信犯とは。

故意死球を受けた王屋さんは左腕を押さえて立ち上がった。

それを見た荒井監督は代走として僕を何故か出した。

僕が打撃も得意なことを荒井監督は知っていたようで打者としても登録していた｡

そして岡崎君に投じられた初球いきなり僕は盗塁を仕掛け成功した。

そして岡崎君はホームランを放った｡

それが起爆剤となったのか孫投手は5回を投げ切ることなくノックアウトされた。

最終的なスコアは1ー29

1失点はご愛嬌だ。

今中さんが飛翔するのはいつものことだから｡

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい