(番外編)あいつを優勝投手にしたくて

前置き 祝50話到達。

申し訳ないですけど利き腕の脇腹炎症起こして痛いから文字数少ないと思ったら意外と多かった。


突然だが、俺こと板倉将吾には一つ夢がある。

それは俺とバッテリーを組んでいる春風学園のエースであり超エース級の投手である鬼沢を優勝投手にすることだ。

何の大会の優勝投手にするって?

そりゃ甲子園よ夏の。


俺の家族は公務員の父と教師の母に姉が1人で構成されている。


特に話すことないし俺のルーティンでも紹介するか。

毎朝6時に起きて軽くランニングをしてシャワーを浴びた後に朝食を食べて学校に行き朝練をする。


大概鬼沢は走り込みをしている。

投球練習ばっかりしてた時期はマネージャーとか俺らに遊ばれまくったからかも知れない(遊んだと言っても俺らは髪型を変えたり、サングラスをかけたりするぐらいだがマネージャー達はお姫様抱っこをしたり女装させたりしてた。)。


まぁ鬼沢が女子に100%間違えられるような見かけしてるのが悪い。


走り込みをしてる鬼沢を確保して(確保する時毎回黄色い歓声が主に女子生徒の方から聞こえるのは何故だ。)、ブルペンに連れて行き軽いキャッチボールをした後本気のキャッチボールを行う(俺がボールを返球するたび鬼沢が吊り目にしてジトーと見てくるのは何故だ。)、そして終わった後控えキャッチャーの練習と俺のバッティング練習を兼ねて鬼沢に投げてもらった球を打ちに行く。

今日もヒット性のあたり2、3本しか打てなかった。


分かってるけど鬼沢のコントロールエグすぎる。

容赦なく俺が苦手なゾーン狙いまくってくるって俺なんか怒らさせることやったか(板倉先輩の送球の球速が自分より出ているから鬼沢は不機嫌になりその原因の人物を容赦なく責め立てる。)?


そのお陰で春風学園の打撃陣が強力になっていることを理解はしているけど岡崎と郷以外の人は鬼沢が本気で投げてくるの本気で嫌っている模様。

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