魔神VS神童(1)
前置き 話が思いつかなかったので甲子園初戦から好カードの対戦をすることにしました。
サブタイトルはThey’re perfect
つまりあれです。
ということなので解説者視点にしてみました。
いやはやまさかこんなことが起こるとはー
そうとある解説者は呟いた。
夏の甲子園の初戦神童いや魔神、鬼沢のいる春風学園は神童山形のいる土壌中学校とあたり試合前の予想通りいや予想を遥かに越える投手戦となり両者参考記録ながらパーフェクトによる引き分けで再試合が決定した。
因みに魔神鬼沢が投げた球数は僅か63球、山形先輩が投げた球数は138球だ。
ではこの試合を振り返ろう。
まず初回、鬼沢君が先攻の土壌中学校の1番の赤羽間君に対して彼の最も得意なコースであるインローに投げたキレのあるストレートを打たせてファーストゴロに打ち取ると、2番の長打力が武器の未羽君に対して外角高めに決まるポップするストレートを打たせてキャッチャーフライに打ち取ると、3番のバットコントロールに定評のある西田君に対してインローに決まる手元で変化する高速シュートを打たせてセカンドゴロに打ち取り土壌中学校の切り込みコンビを3球で三者凡退に打ち取ると、それに対抗するかのように山形君も流石に3球で三者凡退とは言わないものの三者凡退に抑える。
ここで個人的に注目したのは1番の梁川君、3番の乃間君と走力の高いアベレージヒッターを三振に打ち取ったことですねー。
と言いますととアナウンサーが尋ねたのでこう応答した。
今日みたいな投手戦の場合は走力の高い梁川君や乃間君のような選手が走塁などで投手に揺さぶりをかけて攻略するなんてケースが多いんですよ。
つまり私が言いたいのは山形君が最善手をしたということですね。
さて2回に移りますか。
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