躍動の怪童コンビ(1)
前置き後少しで早くも1万PVに到達しようとしています。
読者の皆さんには感謝しています。
夏があっという間にやってきてそして県大会の決勝が今始まろうとしていた。
甲子園のことを監督が考えたのか先発は尊牙君だ。
因みに僕は一昨日行われた準決勝のマウンドに上がった以外はマウンドに上がっていない。
基本的に西尾先輩、石田先輩、尊牙君のローテーションでここまで勝ち上がってきた。
そして今日も尊牙君は決め球であるフォークで二者連続三振を奪った後3番打者に失投のストレートを打たれ失点はしたもののそれ以降はランナーを1人も出していない。
そして巻君の打順が回ってきた。
相手の投手はすでにぐったりしている。
そして少し甘く入ったストレートを完全に捉えてレフトスタンドに運び一点を追加した。
因みに四者連続ホームランである。
簡単に説明するとツーアウトから乃間先輩がショートへの内野安打を放つと岡崎君が敬遠球を捉えてバックスクリーンに運ぶと続く郷君はアウトローに決まるスライダーを強引に引っ張ってライトスタンドに放り込み、板倉先輩は初球のインローに決まるストレートを捉えてライナー性のあたりでライトスタンドに放り込んだ。
わぁ、なんて凶悪な打線だ。
敵じゃなくて良かったよ。
岡崎君は兎も角郷君はパワーだけで大概のボールをホームランにできるし、板倉先輩はストレートに滅法強いからストレート以外を使わざるを得ないから緩急がつけずらいし。
まぁ打線の話を置いておいて尊牙君は5番打者をインローに決まる130キロのストレート、外角高めに決まる126キロのツーシームで追い込み、アウトローのストライクゾーンからボールゾーンに落ちるフォークボールで空振り三振を奪うと同様にして三振の山を築いていく。
そして試合が終わる頃にはなんと20奪三振も奪っていた。
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