ヒミツの超能力教室

今年から中学生になった白水(しらみず)こころは、人の心を読んだり自分の心の声を伝えたりできる「テレパシー」能力の持ち主。しかし過去のトラウマをきっかけに、出来るだけチカラは使わないように、人からはなれて過ごしていた。

そんなある日の放課後。こころを含めた五人の生徒が空き教室に集められた。なんと、他の四人もそれぞれ超能力を持っていて、彼らと一緒に特別授業を受ける事になった。しかも、年度末の試験に不合格なら退学させられるという、メチャクチャな条件付きで。

さらには、同じく集められた超能力者でありクラスメイトでもある男の子、桐神怜斗(きりがみ れんと)に「超能力教室にはきっと良くないヒミツがある。それを暴くために協力して欲しい」という話を持ちかけられて――？

普通じゃないチカラを持つ超能力者たちに、普通の日常はおとずれるのか！？