概要
みんなと一緒ならきっと未来を切り拓いていける。私はそう信じてる
王立施療院で魔術医師を目指しているセレーナは、バイト先のフルール薬店で店番をしていた。するとその最中、中央商店街で青果店を営む友人のサラがやってきて、セレーナへ悩みを打ち明ける。
その内容とは、少し前に開業した総合商店(スーパーマーケット)の影響により、商店街全体からお客さんが減ってしまってどの店も廃業の危機にあるということ。
実はセレーナの実家は大規模百貨店(デパート)を経営しており、彼女は父の汚い商売のやり方を毛嫌いしていた。そのため、技術を身に付けて独り立ちをするために故郷を飛び出し、魔術医師を目指していたのだ。
セレーナは今まで父の商売により苦難に陥った人を多数見てきており、その姿がサラと重なる。そして彼女はサラや商店街加盟店組合の面々とともに総合商店と戦う決意をする
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