今かかってるそれ、俺の罠ですよ(笑)
罠師のシンは、ある日パーティリーダーのゴーヨックから、追放を言い渡されてしまう。
罠なんて誰もかからないし、自分で攻撃できないから雑魚だと、言われて追放されてしまう。
しかし、シンは戦闘中に、罠で敵を減らしていたのだ。しかも、罠があることで、敵は迂闊に近づけないなど、罠にはいろんな効果があった。
それに、シンはダンジョンの罠を解除したりなど、さまざまなところで役に立っていた。
そうともしらずに、ゴーヨックはシンを役立たずの無能だと決めつけ、説明もきかずに追い出してしまったのである。
当然、ゴーヨックはシンの罠がないせいで、思ったように戦闘できなくなってしまう。
しかも、ダンジョンの罠に気づくことができずに、罠にかかりまくって、ひどいめにあうのだ。
ゴーヨックはそれからも、周りのいうことをきかず、傍若無人にふるまい、どんどんと破滅していくのだった。
一方でシンは、追放されたことで、ソロ専用のスキルが解放される。
ソロ専用の経験値貯蓄トラップを使えば、戦闘能力のない罠師でも、レベル上げができることに気づくシン。
シンはさまざまなトラップを駆使して、自動で経験値がたまるトラップを作る。
そしてどんどんレベルアップしていき、強くなっていくシン。
そんな中、シンはダンジョンコアを制御することのできるトラップを手に入れる。
これがあれば、ダンジョンを経営して、働かずに生きていける。そう考えたシンは、得意のトラップを利用して、最強のダンジョンを作り上げていくのだった――!
そんな中、シンの作ったダンジョンに、やってきたゴーヨックは……。
ゴーヨックは「そんな罠かかるアホはいないw」と言ってた罠で破滅する!