概要
これは一人の『悪党』が語る一つの物語
「さて、何が聞きたい?」
昏い取調べ室に一人の青年が居た。彼は嘗て15人の人の命を奪った大量殺人鬼。そんな彼が一人だけたった一人命を奪わ無かった少女が居た……。彼は何故少女を殺すこと無く隣に座らせていたのか、彼は何故あれだけ逃げ回っていたのに簡単に捕まったのか……。
全ての謎は彼が語る記憶にのみ答えが眠っている。貴方には見つけられるか?
殺人鬼が語る一つの記憶とは一体どんなものなのだろうか……?
昏い取調べ室に一人の青年が居た。彼は嘗て15人の人の命を奪った大量殺人鬼。そんな彼が一人だけたった一人命を奪わ無かった少女が居た……。彼は何故少女を殺すこと無く隣に座らせていたのか、彼は何故あれだけ逃げ回っていたのに簡単に捕まったのか……。
全ての謎は彼が語る記憶にのみ答えが眠っている。貴方には見つけられるか?
殺人鬼が語る一つの記憶とは一体どんなものなのだろうか……?
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!「この残酷な世界で生きる」悪漢と少女の物語を巧みに描くピカレスク作品
主人公は連続殺人鬼。冒頭から既に逮捕されていることが分かります。
そして語られる少女誘拐の真相。
少女の境遇は実に悲劇的ですが、直接的な描写はありません。
主人公は殺人鬼ですが「事案」を気にしたり、少女との距離感を気にしたりとごく普通の青年。
殺人鬼なのに、なんて普通に紳士なんだ……(笑)
文章は平易にして巧み。
ある種分かりやすい通俗的、大衆文学的な側面を持っています。
大衆文学のテンプレ作品と言えば伝わるでしょうか。
現在掲載中の13話以降、どう描かれるか期待が持てます。
意外性か王道か、実に楽しみ。
何文字ぐらいで完結予定なんだろう?
スムーズに読めるのも特徴です。
ここからは注意…続きを読む