志よ、蒼穹へ

高校3年生の優希が目を覚ましたとき、そこはあの動乱の時代で有名な江戸時代末期の、萩だった。

時は1865年(安政三年)。
この時、数多くの攘夷志士を育て上げた吉田松陰は、密航を企てた罪により杉家で幽閉の身となっていた。
そこへ現れた優希は、記憶を無くした少女として杉家に身を置くこととなる。

吉田松陰、高杉晋作を始めとする攘夷志士達と交わることで志とは何なのかを体感していく優希。
さらに優希が目覚めた体はもう一人の自分、"ゆう"という女性であり、彼女の人生と交わった時、新たな出会いや別れを経験することになる……！





※こちらの作品は史実を元にしたフィクションです。実在の人物や団体等とは一切関係ありません。

10/8
全体の手直し完了しました。