概要
己が願いを遂げる為、戦い、そして抗え。
天より授かりし有限の恵みを、無尽蔵に消費し続けた近代文明。この肥大した幻想は、既に自壊して久しい。
かつての文明が斃れた大地には、今なお人々の営みがあり、彼らは未だ、幻想への回帰を夢見ている。
そんな中、突如としてアスー人の居住する一帯から「古神体」と呼ばれる旧世紀の遺物が発見される。
これは、人類の叡智では決して到達し得なかったはずの「幻想」を、地上に具現化する無尽蔵のエネルギー供給コア。
この古神体を利用し、旧世紀の諸文明を凌駕する繁栄を手にしたアスー人は、大陸中央部にアスタン無限帝国を建国。
そして彼らは、未知領域の開拓と、更なる古神体獲得を目指し、大陸全土への拡大侵攻を開始するのであった。
かつての文明が斃れた大地には、今なお人々の営みがあり、彼らは未だ、幻想への回帰を夢見ている。
そんな中、突如としてアスー人の居住する一帯から「古神体」と呼ばれる旧世紀の遺物が発見される。
これは、人類の叡智では決して到達し得なかったはずの「幻想」を、地上に具現化する無尽蔵のエネルギー供給コア。
この古神体を利用し、旧世紀の諸文明を凌駕する繁栄を手にしたアスー人は、大陸中央部にアスタン無限帝国を建国。
そして彼らは、未知領域の開拓と、更なる古神体獲得を目指し、大陸全土への拡大侵攻を開始するのであった。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!ジャンル初心者へお勧めしたい「優しいSFロボット作品」
読了後の第一の感想が「この物語の厚みで16000字……? バグ……?」でした。でもあとがきを読んで理解しました。バグではなかったです(当たり前)、作者様の見事な手腕によるものでした。
濃厚な世界観になればなるほど文字数は増えます。歴史を語ったり技術を説明したり。そしてSFロボット作品になると機構の解説などが入るので文字数で目潰しをすることもできるのではないでしょうか。ふざけました、すみません……。
あとがきで作者様が語っている「登場人物を絞り、冗長だと思われる描写を省き、時間軸の移ろいは話数の切り替えに委ねる」という部分ですが、これは一歩間違えると味気のない作品になってしまう危険性があり…続きを読む