第10話 ペアリング

朝食後、めぐみとショッピングセンターに行った。


恋人つなぎで手をつないで。

距離が近い。

二の腕にはめぐみのおっぱいが・・・。


僕はずーっとドキドキしていた。


ふと、見ると指輪を見ているカップルが・・・。


「指輪でも見ない?ペアリングなんてどうだろう?」

「賛成!すぐに見に行こう」

めぐみが僕を引っ張っていく。


喜んでいてくれるみたいで嬉しい。


めぐみと一緒に見る。

どんなのが良いんだろう。

正直、よくわかんない。


「これなんてどう?ちょっと高いけど・・・。」

かわいく言う。


僕も手を取る。軽い波をうつ感じのデザインだ。

1つ10,000円

それほど、高くない。


「これにしよう。感じも良いし。どの指にする?」

「右の薬指が良いと思う。左は結婚の時に・・・」

「了解。店員さん。すみません。こちらを下さい」

「ありがとうございます。お支払いは別々ですか?」

「いえ、僕が払います」

「えっ、悪いよ。こんなに高いもの」

「気にしないで。これくらい。

 感謝の気持ちだから」

「ありがとう」

「税込みで22,000円になります」

「電子マネーで」

電子マネーの操作をして支払が終わった。


「本当にありがとう。けっこう高いものを・・・」

「気にしないで。朝食とかのお礼も含めてだから。」


僕たちは、気持ちが繋がった気がした。


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この作品は、2022年4月以前の作品であり、成年の定義は20歳になります。


真田信繁

高校2年生

趣味は本とアニメ。典型的な陰キャ

高校2年生の夏、事故で両親を亡くす

祖母以外に親族はいない

親の職業柄、お金の管理能力は超高校級

親が亡くなった時に買ったロト7で人生が変わる

高校生ながら、家を買う

幼馴染の田中めぐみに告白してつきあい始めるが、奥手・・・

めぐみ父から『セックス禁止』の条件でお泊りを許可される

めぐみプロデュースのイメチェンでかっこよくなる


預金残高:11億1千万円(1,000万円未満は切り捨て)



田中めぐみ

高校2年生

信繁の幼馴染

勉強も学年でも1桁の優等生

運動神経は悪いが、学校の人気投票で1位で容姿でかわいい

陽キャでよく告白もされるという噂だが、彼氏はいなかった

信繁の事がずっと好きだったらしい

今回、めでたく彼カノの関係に・・・

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