［1分読書］ 高校生 家を買う そして同棲する・・・

２章 告白 そして

第1話 新学期がはじまる

今日は９月１日、学校がはじまる。

乗り気ではないけど、行った。

僕はあまり社交的ではない。

陰キャだ。

周りに挨拶をして席に座る。

席で本を読む。

めぐみのおかげで無事、宿題も終わった。

本当に助かった。

一方、めぐみは、クラスでも人気者だ。

いろんな人としゃべってる。

かわいいなぁ。

けど、住む世界が違う。

今日は、めぐみに宿題の報酬を払う約束をしている。

僕は、どこで待ち合わせるかLINEした。

・・・

返信がない。

既読にはなっているのに・・・。

どうしよう。

返信がないまま、

始業式も終わって帰る時間だ。

突然、めぐみから話しかけられた。

「ノブ、行こうか」

「えっ」

こんなに目立つ感じ・・・。

周りがざわついている。

「ノブ、行こう」

めぐみは気にもせず、一緒に歩き出した。

僕はクラスメイトからの刺すような目で辛かった。

「めぐみ、あまり目立つ事は好きじゃないんだけど・・・」

「別に気にする必要ないじゃん」

あんまり気にしていない。

自転車でパフェで人気のドッグカフェに向かった。

-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-

この作品は、２０２２年４月以前の作品であり、成年の定義は２０歳になります。

真田信繁

高校２年生

趣味は本とアニメ。典型的な陰キャ

高校２年生の夏、事故で両親を亡くす

祖母以外に親族はいない

親の職業柄、お金の管理能力は超高校級

親が亡くなった時に買ったロト７で人生が変わる

高校生ながら、家を買う

預金残高：１１億１千万円（1,000万円未満は切り捨て）

田中めぐみ

高校２年生

信繁の幼馴染

勉強も学年でも１桁の優等生

運動神経は悪いが、学校の人気投票で１位で容姿でかわいい

陽キャでよく告白もされるという噂だが、彼氏はいないらしい