第2話 パフェデート

学校を出てドッグカフェという評判のカフェに行った。


「今回は、ありがとう。どうぞ、遠慮なく好きなの頼んで下さい」

「本当にいいの?お金大丈夫?」

「全然大丈夫だよ。本当に助かったし、こんな事ぐらいしかお返しできないから

 この一番大きいので良い?」

僕は5,000円のパフェを指さす。

「こんな大きいのいらないよ。あたし、どんなけ食べるとおもってるの!」

少し怒ってる。

「ごめん。けど、女性って別腹っていうし・・・」

「こっちのジョッキパフェが良い。一緒に食べよ」

そのしぐさ、かわいいー。


「うん。けど、僕なんかと恋人みたいに良いの?」

「いいよ。ノブなら・・・」


えっ。いいの?


もしかして脈ある?

幼馴染と思っていただけだったけど、恋仲になれる?

僕なんかじゃ釣り合わないって思ってたけど・・・。


パフェを注文して、提供された。


大きい。

こんなに食べれるかなぁ?

「先どうぞ」

「ありがと。ノブも一緒に食べよ」


二人で仲良く食べた。

けど、長いスプーンで食べにくい。


周りを見た。

隣の席にもカップルがいる。


パフェを双方でたべさせている。


こういうスプーンなんだ。


「めぐみ、良かったらスプーン貸してくれないか?」

「なんで?」


ドキドキする。断られたらどうしよう。


僕が小さく隣を指さす。


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この作品は、2022年4月以前の作品であり、成年の定義は20歳になります。


真田信繁

高校2年生

趣味は本とアニメ。典型的な陰キャ

高校2年生の夏、事故で両親を亡くす

祖母以外に親族はいない

親の職業柄、お金の管理能力は超高校級

親が亡くなった時に買ったロト7で人生が変わる

高校生ながら、家を買う

幼馴染の田中めぐみを意識してドキドキし始める


預金残高:11億1千万円(1,000万円未満は切り捨て)



田中めぐみ

高校2年生

信繁の幼馴染

勉強も学年でも1桁の優等生

運動神経は悪いが、学校の人気投票で1位で容姿でかわいい

陽キャでよく告白もされるという噂だが、彼氏はいないらしい


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