第2話 星山星華
星山さんの方に歩いていく。
「星山さん、こんばんは。
なんか・・・大丈夫?
っていうか、僕の事知っていますか?」
「こんばんは。
もちろん知っていますよ。
クラスメイトの真田くん。
こんなところでどうしたんですか?」
「となり座って良い」
「どうぞ」
「僕は夜景を見に来て、帰ろうかなぁと思っていた所です。
星山さんは帰らなくて良いの?」
「ちょっと家に帰りたくない気持ちで・・・」
声が小さくなる。
「そしたらどうするの?
このまま、ここにいるわけには・・・。
美人な女性が一人だと物騒なので、良かったら送りますよ。
友達のところへ行くとか?」
「いっ、いません。友達はいません」
なんか星山さんの様子がおかしい。
学校とは全然違う。
けど、そのままには・・・。
ダメな気がする。
「あっ、怪しく思うかもしれないけど、僕の家、来る?・・・
もちろん、変な事は何もしないから・・・。
心配しなくていいよ。
まぁ、親もいないけど・・・。
説得力、全然ないかもしれないけど・・・」
僕も冷静ではないみたい・・・。
「良いんですか?」
「うん」
「ほとんど知らない私を・・・。
本当に良いんですか?」
「別にいいよ。一人で寂しかったし・・・」
「ありがとうございます。
行きます。
お願いします」
「ここまで何で来たの?」
「バスです」
「そしたら、僕の車で行こう」
「車ですか?もしかして、免許あるんですか?」
「うん。あるよ。じゃぁ行こう」
一緒に駐車場まで行った。
-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-
この作品は、2022年4月以前の作品であり、成年の定義は20歳になります。
真田信繁
高校3年生
趣味は本とアニメ、ドライブ。典型的な陰キャ
高校2年生の夏、事故で両親を亡くす
祖母以外に親族はいないが祖母も亡くなり、天涯孤独
親の職業柄、お金の管理能力は超高校級
親が亡くなった時に買ったロト7で人生が変わる
高校生ながら、家を買う
幼馴染の田中めぐみに告白してつきあい始めるが、奥手・・・
半同棲をするも、浮気され、子供ができて別れる
めぐみプロデュースのイメチェンでかっこよくなるが、別れて元の姿に・・・
高校3年生になってすぐに免許を取り車を買う
預金残高:11億1千万円(1,000万円未満は切り捨て)
星山星華
高校3年生
今年から転校してきてクラスメイト、人気ランキング2位の美人
陽キャグループに属し、学校では多くの人と話しているが
お友達はいないらしく家出中
田中めぐみ
元同級生
信繁の幼馴染
勉強も学年でも1桁の優等生
運動神経は悪いが、学校の人気投票で1位で容姿でかわいい
ボン・キュ・ボンでスタイルも良い
陽キャでよく告白もされるという噂だが、彼氏はいなかった
信繁の事がずっと好きだったらしい
今回、めでたく彼カノの関係に・・・そして半同棲を・・・
晴彦と浮気をしてしまい、子供ができて信繁と別れ、退学する
清田晴彦
元同級生
高校2年生ながらプロ注目の野球部のエース
かなりチャラい
めぐみのセックス相手
この件でめぐみの父と殴り合いになり噂に・・・
学校を退学する
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます