第3話 一緒にお風呂

「恥ずかしくない?

 水着ある?」

「恥ずかしいよ。

 水着もないけど、いいよ」

星華の顔も赤い。


「一応、僕だって男だよ。

 エッチだと思うし・・・。

 理性が働き続けるって約束ができない。

 裏切るのは嫌だから、大丈夫だと思うけど・・・」

僕の声が小さくなる。


「エッチなのは知ってるよ。

 ノブ、入ろう」


二人は一緒にお風呂に行った。

先に僕が入る。


続いて星華が・・・。

バスタオルをしているけど、色っぽい。


「このお風呂すごいよね。

 ホテルのお風呂みたいだもん」

「僕もこのお風呂がすごいと思った。

 それだけじゃないけど、だからここにいるんだよ」

「ノブって何気にお金持ちだよね」

「そんなことないよ。

 親がいないからね。

 ある程度は・・・親の遺産を含めて・・・。

 これを入れてみようか?」

僕は話を変えた。

「何これ?」

星華が尋ねる。


僕は泡ぶろの石鹸の袋を破り、湯船に入れる。

ジェットバスを動かす。


泡が湯船一面に発生した。


「わぁ、すごーい。ドラマみたい」

「そうだよね。僕もそう思う」


星華は、先に湯船に入ってバスタオルをとる。

泡で隠れているが、少し・・・

おっぱいも見えちゃった。

かわいい乳首まで。


僕の分身も大きくなった。

タオル越しからでもわかる感じで・・・。


「エッチ」

「ごめん。けど・・・」

「いいよ。

 気にしなくて・・・。

 むしろ私で大きくなったんだから・・・

 一緒に入ろう」

僕は湯船に浸かりろうとして湯船に片足づつ入った。

その時、足が滑って星華のおっぱいを掴む。


「ごめん」

「大丈夫?」

同時に声をあげる。


「大丈夫だから、安定してから手を放してね」

「本当にごめん」

慌てておっぱいから手を放す。

体を安定させてからタオルを取る。


何もしゃべれない。

何を話したら良いんだろう?


泡ぶろは楽しい。

こんなに楽しいんなら、また、一緒に入りたい・・・


けど、僕から言ってもいいのかなぁ・・・

エッチって言われて嫌われないかなぁ。


「こんなお風呂初めて。

 楽しいよね。

 これって高い?」

僕は首を横に振る。

「これから、一緒に入ろうね」

「うん」

これが精一杯の言葉だった。



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この作品は、2022年4月以前の作品であり、成年の定義は20歳になります。


真田信繁

高校3年生

趣味は本とアニメ、ドライブ。典型的な陰キャ

高校2年生の夏、事故で両親を亡くす

祖母以外に親族はいない

親の職業柄、お金の管理能力や説得、実務能力は超高校級

親が亡くなった時に買ったロト7で人生が変わる

高校生ながら、家を買う

幼馴染の田中めぐみに告白してつきあい始めるが、奥手・・・

半同棲をするも、浮気され、子供ができて別れる

めぐみプロデュースのイメチェンでかっこよくなるが、別れて元の姿に・・・

星華とつきあい、かっこよくする

高校3年生になってすぐに免許を取り車を買う

家出した星華を家に招待し、同棲を始め、彼カノの関係となる


預金残高:11億1千万円(1,000万円未満は切り捨て)

愛車:K-OPEN(軽自動車のスポーツカー)



星山星華

高校3年生

今年から転校してきてクラスメイト、人気ランキング2位の美人

陽キャグループに属し、学校では多くの人と話しているが

お友達はいないらしく、親と喧嘩して家出し、

信繁の家に泊めてもらい同棲を始め、彼カノの関係となる

料理が上手



星山権蔵

星山星華の父

真田信繁の事を気に入る



田中めぐみ

元同級生

信繁の幼馴染

勉強も学年でも1桁の優等生

運動神経は悪いが、学校の人気投票で1位で容姿でかわいい

ボン・キュ・ボンでスタイルも良い

陽キャでよく告白もされるという噂だが、彼氏はいなかった

信繁の事がずっと好きだったらしい

今回、めでたく彼カノの関係に・・・そして半同棲を・・・

晴彦と浮気をしてしまい、子供ができて信繁と別れ、退学する

自分の息子に信繁と名付け、育てている


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