妹が兄に恋しちゃいけませんか?※義妹です

糖編撲

兄と妹

ブラコンな妹

俺、三条さんじょう 唐太からた私立城々原しりつしろがはら学園がくえん

の2年生だ。容姿は平々凡々、運動神経も普通、成績だけは中の上を保っている極々普通の学生だ。そんな俺には妹がいる


「ん………もう朝か」


時刻は6時、学校に行くにはあと1時間は寝ても大丈夫な時間だ。


「二度寝するか……って、ん?」


なんか布団の中にあるな……なんだこれ?


ムニムニ


おぉ……やわらけぇ、一生触っていられる柔らかさだ。


「んっ……………んあっ………」


ん?なんか声がしたような……ってまさか!


バサッ


「やっぱりお前か、陽久留ひくる


「んー!おはよう、お兄ちゃん♪妹の胸は気持ちよかった?」


「うん、かなり気持ちよかった」


「お、おおぅ何このお兄ちゃんめっちゃストレートに感想言ってくるんだけど」


こいつが妹の三条さんじょう 陽久留ひくる、俺の1個下の高校1年生だ、コイツは成績優秀で、家事全般が得意で学校でも校内で1、2を争うくらいの可愛さだ。茶髪のツインテールに二重のパチッとした目、背はほとんど伸びなかったんだが……背の代わりに胸が、とてつもなく成長している。まぁ、運動神経はそんなに良くないが……


「ってなんでお前もう制服なんだ?」


「え?お兄ちゃんを起こそうと思ったんだけど幸せそうな顔して寝てたから私もなんだが幸せになって来ちゃって♪せっかくだからお兄ちゃんと一緒に寝ようと思って」


「いやいやいやなんで俺の布団に入ったのかが抜けてるぞ?!」


「え?そこにお兄ちゃんがいたからだよ?」


そう、コイツは重度のブラコンなのだ。両親が父が医者で母が介護士だったのでどっちも帰ってくるのが遅かったんだ、だから妹の世話も遊び相手も俺がやっていたんだが、気づいたら……


「お兄ちゃんの匂いだぁ〜(クンカクンカ)」


こんなブラコンになってしまった……

まぁ、俺はそんな妹の事を愛してるんだけどな。でも、とある事情があって告白はしていない


「お兄ちゃん!朝ごはん作ったから食べよ?」


「おう」




▂▂▂▂▂▂▂▂▂▂▂▂▂






「しっかし陽久留の作るごはんはいつも美味いなぁ。なにか特別なものでも入れてるのか?」


「そっ、それはね……………お兄ちゃんへの愛情だよ?」


うーん、この可愛さ、プライスレス


「いつもありがとうな」


ナデナデ


「!えへへ♪」


なにこの可愛い生き物、すいませーん!テイクアウト出来ますかー!


「お兄ちゃんが撫でてくれたお兄ちゃんが感謝してくれたお兄ちゃんが褒めてくれたお兄ちゃんが笑顔になってくれたお兄ちゃんが可愛いって思ってくれたお兄ちゃんが私の愛に気づいてくれたお兄ちゃんが私と混ざりあった(ブツブツブツブツブツブツ)」


「おーい、陽久留ー?」


あちゃートリップモード入ったかぁ

たまーに入るんだよなぁ、このモード。まぁ10分ぐらいすれば戻ってくるからその間に着替えよう。




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