訂正したいことが
A「訂正したいことがございます、ハイ」
Z「奇遇です。訂正したほうがよいかな、ということがあります」
A「雑に横溝正史作品とまとめて、スーパーネーチャーうんぬんと断じてしまいましたが、横溝正史作品ではなく、金田一耕助もの、と訂正したいんです。なぜならば、本陣以前の戦前の作品をきちんとチェックしていないから
」
Z「予想はしていましたが同じです。というわけでお詫びと訂正。前回、横溝作品は実はスーパーネーチャーの要素はないとしましたが、ここは怪しい、と。私たちは断定できるほど作品にあたっていません、と」
A「犬神家の原作好きなので暴走しました」
Z「うーん、超常現象的なものと本格ミステリの両立が難しいのは変わらないんですがね」
A「超常現象に見えたものはトリックである、が、ミステリの様式、型ですからね。最終的には超常現象なんてないんだよ、がオーソドックスなミステリのパターン」
Z「そこに小説の膨らみを与えるのが、論理を積み重ねても説明のつかないこと、となるわけか」
A「かなり雑ですけど、まぁそうすね」
Z「ファンタジーも人知を越えた存在や力を描きますが、ファンタジーとホラーの違いはどのへんにあるんですかね?」
A「意識的に怖がらせるかどうかじゃないですか。ひねりもなんもないすけど」
Z「読者へのもてなしとして恐怖の要素をメインに使うかどうか、ってことか」
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