割と真面目に

Z「鮎川賞のためにも真面目に反省会しましょう。プロットの段階で穴を見つけられなかったのは猛省ですね」

A「せっかく伏せ字にしたのに。台無しじゃないすか。ここ、カド◯ワの領土すからね」

Z「じゃあ、伏せ字にしないでください。KADOKAWAさんに失礼ですよ」

A「でもアレって、後付けで足した要素のせいですよね。それなのにプロットを責められましても」

Z「確かに◯◯◯◯がないほうが面白いと設定を変えたのは私です。◯◯◯◯がないとトリックが成立しないのは、プロットの穴ではありません」

A「面白くしようとしてストーリーの根幹を台無しにしたんすね」

Z「うーん、これ、あるあるな気もしますけれど。細部をいじったがゆえに大事な部分が揺らぐって」

A「結局、どう処理したんすか」




ちょっとここでは言えない話の応報。




Z「力業で処理したほうが作家性って出ますよ」

A「わかる気はしなくもないすけどね。端正と程遠いロジックは読んでいて、うわうわうわ、となります。もちろん、美しく緻密なロジックにも、うわうわうわ、なんすけど。今回、新しく気づいたことありますか?」

Z「ポモドーロタイマーは偉大ってことですかね」

A「??? あの、トマトお嫌いじゃなかったかと。ポモドーロって、トマトっすよね?」

Z「さすがっす。イタリア語? トマトらしいです」

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