第25話 迫りくる脅威
【前回までのクルーたち】
・チーフ (リーダー)
・タンクトップのケビン (船外がら船内に入る担当)
・上げすぎズボンのフランク (タンクトップのケビンに酸素補給担当)
・前髪のジョニー (宇宙人に突撃担当)
・もみ上げのザック (レトロなロッキングチェアに揺られる担当)
・スパッツのトニー (無断で船外担当)
・カリスマドクターのマーカス (無断で船外担当)
・シークレットヘアーのアンディ(通信・スクリーン担当)
・海パンのリッキー (レーダー担当)
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「チーフ!ミサイル着弾時の爆煙が収まって来ました!」
「よし!シークレットヘアーのアンディ!メインスクリーンにコンプリートミサイル着弾地点を出してくれ!」
「了解チーフ!コンプリートミサイル着弾地点、出します!・・・あ!あれは!」
「・・・前髪のジョニー ・・・何を、やっているんだ・・・」
「チーフ!前髪のジョニーがヘッドスピンで何度もダイナミックシールドにぶつかっています!」
「ああ、まるで青空を求めて何度もガラスに当たり続けるハエのようだな・・・」
「あ!チーフあそこ!」
「あれは!シークレットヘアーのアンディ、右舷を拡大しろ!」
「了解チーフ!拡大しま、あ!あれは何を!」
「カリスマドクターのマーカス、スパッツのトニーお前たちは一体・・・」
「チーフ!あれは反復横跳びです!しかもスパッツのトニーがカリスマドクターのマーカスを肩車しています!」
「ああ、肩車状態での反復横跳びだ!さらに少しずつ前進している!」
「チーフ!2人に連絡は取れません!」
「だろうな、とりあえずダイナミックシールド内部での行動は大した影響はない!このまま様子を見よう!」
「チーフ!上げすぎズボンのフランクから連絡です!」
「よし!シークレットヘアーのアンディ!繋いでくれ!」
「了解チーフ!繋ぎました!」
「上げすぎズボンのフランク!エアボトル詰替え用の準備は出来たか!」
「(コーー)今、ハッチから出ました!指示お願いします!(コーー)」
「タンクトップのケビンは右舷前方コントロールルームのそばにいるはずだ!見つけたら連絡をくれ、上げすぎズボンのフランク!」
「(コーー)了解しましたチーフ!(コーー)」
「チーフ!チーフ!チーフ!」
「どうした!海パンのリッキー!」
「左舷方向から宇宙人が入って来ました!」
「入って来た!?どういう事だ!海パンのリッキー!」
「レーダーによるとダイナミックシールドを通過して!宇宙人が入って来ました!」
「ダイナミックシールドを通過!?そんな馬鹿な!ダイナミックシールドの起動率は!?海パンのリッキー!」
「100パーセントですチーフ!ダイナミックシールドは正常に起動しています!」
「なぜ通過できるんだ!?数は!?どれくらい侵入したんだ!?海パンのリッキー!」
「数は、1人ですチーフ!宇宙人は1人です!」
「シークレットヘアーのアンディ!左舷、拡大だ!メインスクリーンに出せ!」
「了解チーフ!左舷の宇宙人、拡大します!」
「・・・この宇宙人は、何を始める気だ・・・」
「チーフ!宇宙人から通信です!通信が入りました!」
「シークレットヘアーのアンディ!スピーカーだ!スピーカーに出せ!」
(「・・わ・・ワ・・うチ・・ダ・・・」)
「よく聞き取れない!全員静かにしろ!」
(「・・われワレハ・・・うちゅうジンダ・・・」)
「チーフ!ゆっくりと近づきながら、同じ信号を繰り返しています!」
(「・・我ワレは・・・宇宙ジンだ・・・」)
「チーフ!メインスクリーンを見て下さい!姿が!宇宙人の姿が変形しています!何が起こっているんです!?」
「分らん・・・だが、ちょっと待て!」
(「・・我々ハ・・・宇宙人ダ・・・」)
「チーフ、言葉が!宇宙人が近づくにつれ言葉が流暢に!ネイティブ感が!あ!姿が!・・・」
「変わった・・・」
「宇宙人の姿が変わりましたチーフ!こちらのスペーススーツと同じ姿です!」
(「我々は宇宙人だ」)
ついに宇宙人との最初のコンタクトが始まる!
一体彼らの目的とは!
黒い謎の物体に操られる船外の3人!
そんなことよりタンクトップのケビンの酸素は間に合うのか!
次回「スペースヒューマン」お楽しみに!
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