第8話 暴走の幕開け
【前回までのクルーたち】
・チーフ (リーダー)
・前髪のジョニー (再び高速ヘッドスピン担当)
・もみ上げのザック (前髪のジョニー発見担当)
・シークレットヘアーのアンディ(通信・スクリーン担当)
・タンクトップのケビン (船外で再び行方不明担当)
・上げすぎズボンのフランク (船外のタンクトップのケビン捜索担当)
・海パンのリッキー (レーダー担当)
・スパッツのトニー (引き続き行方不明担当)
・カリスマドクターのマーカス (医務室で行方不明担当)
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「シークレットヘアーのアンディ!サブスクリーンにコントロールルーム前の通路を出せ!」
「了解チーフ!サブスクリーンにコントロールルーム前の通路を出します!」
「くそ!まずいぞ!前髪のジョニーがコントロールルームに近づいている!」
「どうします!?チーフ!」
「シークレットヘアーのアンディ!もみ上げのザックに繋いでくれ!」
「了解チーフ!繋ぎました!もみ上げのザックです!」
「聞こえるか!もみ上げのザック!」
「はいチーフ!さらに前髪のジョニーのヘッドスピンの回転速度がアップしました!!」
「もみ上げのザック!こちらも今、監視カメラの映像で確認している!まずい!離れろ!離れるんだ!」
「しかし!このままではチーフ!前髪のジョニーの頭頂部の髪の毛が!!」
「もみ上げのザック!とにかく落ち着け!そしてよく聞け!絶対に前髪のジョニーをここに入れるな!」
「え!?コントロールルームにですか!?チーフ!」
「そうだ!もみ上げのザック!ヘッドスピン回転している前髪のジョニーを絶対にココに入れるんじゃない!わかったか!」
「そうは言ってもチーフ!すぐ後ろはコントロールルームの入り口で前から前髪のジョニーが迫ってきています!」
「ああ見えている!だから言っているんだ!もみ上げのザック!絶対に前髪のジョニーをここに入れるな!」
「ですがチーフ!凄い回転スピードで!ヘッドスピンで迫ってぅわああ!!」
「どうした!?何があった!もみ上げのザック!サブスクリーンでは確認できない!」
「チーフ!何か液体が!ぅわああ!」
「液体!?もみ上げのザック!それはヨダレだ!ヘッドスピンの遠心力により口が半開き状態になりヨダレが噴出しているのだ!」
「ぅえ!汚ね!なんとかして下さいチーフ!!スプリンクラーです!止める方法は!?ないんですか!チーフ!」
「あ、ちょっと待ってくれ!もみ上げのザック!」
「どうした!海パンのリッキー!」
「緊急事態ですチーフ!物体が!レーダーに謎の物体が!!」
「また現れたのか!海パンのリッキー!」
「チーフ、これは・・・」
「シークレットヘアーのアンディ!メインスクリーンに物体を出せ!」
「了解チーフ!メインスクリーンに出し・・・!!」
「なんだっこれは!!海パンのリッキー!距離は!?」
「チーフ、距離、約2,300!!ですが、大きさは今までの数千倍はあります!!」
「数千倍!!?」
「チーフ!チーフ!たすけて!ヨダレが!!よだれスプリンクラーが!!」
ヨダレとヘアーをまき散らしながら もみ上げのザックに迫りくる前髪のジョニー!
チーフの指示により後ろのコントロールルームの扉を開ける事ができない もみ上げのザック!
窮地に立つ もみ上げのザックの悲痛な叫びがこだまする!
その壮絶なる未知の旋律がクルーたちの運命を絶望へと導く!
そして大きい物体も登場!
次回「もみ上げのザック絶対絶命!」お楽しみに!
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