第22話 遭遇直後の惨劇

【前回までのクルーたち】

・チーフ (リーダー)

・もみ上げのザック (電源管理ルームで気絶担当)

・スパッツのトニー (レオパードスパッツ装着で反復横跳び担当)

・シークレットヘアーのアンディ(通信・スクリーン担当)

・タンクトップのケビン (船外で宇宙人発見担当)

・上げすぎズボンのフランク (コントロールルームに戻る担当)

・海パンのリッキー (レーダー担当)

・前髪のジョニー (カッパ状態で行方不明担当)

・カリスマドクターのマーカス (謎の物体に操られ担当)




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「チーフ!!!」

「どうした!シークレットヘアーのアンディ!」

「タンクトップのケビンです!船外のタンクトップのケビンから連絡です!」

「タンクトップのケビン!?シークレットヘアーのアンディすぐに繋いでくれ!」

「了解チーフ!繋ぎました!タンクトップのケビンです!」


「タンクトップのケビン!大丈夫か!?どうなってる!?」

「チーフ!チーフ!(コーー)大変です!外に地球外生命体がいます!どうぞ!(コーー)」

「そうだタンクトップのケビン!こちらも今、送られてきた電波を傍受した!宇宙人だと言ってる!」

「宇宙人?(コーー)宇宙人ですかチーフ!どうぞ!(コーー)」

「そうだ!宇宙人だ!とりあえず船内に戻るんだタンクトップのケビン!話はそれからだ!」

「了解チーフ!(コーー)ですがハッチの電源が落ちているようです!どうぞ!(コーー)」

「大丈夫だ!いま電源は復旧している、だから大丈夫だ!今どこにいるタンクトップのケビン!」

「(コーー)宇宙人から隠れていますが、これからコントロールルームの近くの前方ハッチに向かいます!どうぞ!(コーー)」

「わかった用心しろタンクトップのケビン!」

「了解チーフ!(コーー)」


「海パンのリッキー!シールドは!?ダイナミック・シールドはどうなってる!」

「メイン電源が一度落ちたのでダイナミック・シールドは解除されていますチーフ!」

「そうか分かった!海パンのリッキー!引き続きレーダーから目を離すな!」

「了解チーフ!あ!ハッチが!」

「どうした海パンのリッキー!」

「前方のハッチが開いたようですチーフ!」

「それはタンクトップのケビンが戻ってきたんだ海パンのリッキー!」

「ちがいますチーフ!内側からです!内側からハッチが空きました!」

「内側から!?船から誰か外に出たということか!?海パンのリッキー!」

「それは分かりませんが、特殊センサーランプによると誰かが内側からハッチを開けたのは確かですチーフ!」


「チーフ!チーフ!(コーー)こちらタンクトップのケビン!今ハッチが開いて誰か出て行きました!どうぞ!(コーー)」

「タンクトップのケビン!誰が出たのか分るか!?」

「(コーー)スペーススーツを着ているので、この距離からは分かりませんチーフ!(コーー)・・・あ!!!」

「どうした!タンクトップのケビン!」

「回りました!(コーー)頭で回り出しましたチーフ!早いです、どうぞ!(コーー)」


「頭で回り出した!?まさか!?」


「シークレットヘアーのアンディ!船外の映像を!」

「了解チーフ!・・・あ!あれは!」

「ジョニー・・・ヘッドスピンの前髪のジョニーだ!」

「しかしチーフ!ビューティー・ヘルメットはまだロックが掛かって取り外せないはずです!どうやってスペーススーツを装着しているんですか!」

「その通りだ シークレットヘアーのアンディ!おそらく摩擦ですり減った部分がうまくスペーススーツのヘルメット内部に密着しているんだ!」

「では前髪のジョニーは、ビューティー・ヘルメットを被ったままスペーススーツのヘルメットを被っているという事ですかチーフ!」

「そうだシークレットヘアーのアンディ!奴は、前髪のジョニーは!今!ダブルヘルメット装着状態だ!」

「ダ、ダブルヘルメット装着状態・・・・なんてことだ・・・・」


「チーフ!(コーー)こちらタンクトップのケビンです!どうぞ!(コーー)」

「どうした!タンクトップのケビン!」

「ハッチが!(コーー)ハッチのノブが壊れてますチーフ!どうぞ!(コーー)」

「ノブが壊れている!?」

「はいチーフ!壊れてハッチが開きません!どうぞ!(コーー)」

「まさか!前髪のジョニーが出た後に壊したというのか!?一体どういう事だ!?タンクトップのケビン後ろへ移動しろ!後ろのハッチから船内に戻るんだ!」

「了解チーフ!(コーー)後部ハッチに移動します!(コーー)」


「チーフ!見て下さい!」

「どうした!シークレットヘアーのアンディ!」

「前髪のジョニーが!宇宙人たちにヘッドスピン回転しながら接近しています!」

「な、なにをするつもりだ!前髪のジョニー!」

「チーフ!このままでは前髪のジョニーは宇宙人たちに!宇宙人の集団に突っ込みます!」

「宇宙人の集団に突っ込むだと!」

「あ!通信です!宇宙人からまた通信が入りました!」

「すぐスピーカーに出力しろ!シークレットヘアーのアンディ!」

「了解チーフ!スピーカー出します!」

(「・ワ・・ウ・ンダ・・・」)

「よく聞き取れない!全員静かにしろ!」

(「・・ワレワレハ・・・ウチュウジンダ・・・」)






高速回転しながら宇宙人たちに突っ込んでいく前髪のジョニー!

なぜ前髪のジョニーは宇宙人たちに突っ込むのか!

そして更なる危機に直面するクルーたち!

本当にろくなことが無いクルーたち!

次回「残り10パーセント」お楽しみに!


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