第2話 タンクトップのケビン

【前回までのクルーたち】

・チーフ (リーダー)

・前髪のジョニー (通信・スクリーン担当からビューティー・ヘルメット担当へ)

・タンクトップのケビン (レーダー担当)


----------------------------------------------------------------------



「シークレットヘアーのアンディ!前髪のジョニーの持ち場を引き継げ!」

「了解チーフ!通信引き継ぎます!」


「チーフ!物体との距離約900!900です!」

「分かった!タンクトップのケビン距離を随時報告しろ!」

「了解しましたチーフ!」


「前髪のジョニー!しっかりしろ!」

「前髪いぁ!ぼ、くの前髪ぃぃ!」


「スパッツのトニー!前髪のジョニーの様子がおかしい!今すぐ医務室へ連れて行け!」

「ですがチーフ!前髪のジョニーのビューティー・ヘルメットが外れません!」

「当たり前だスパッツのトニー!ビューティー・ヘルメットは装着後8時間はロックが掛かる!」

「そうなんですかチーフ!」

「ああそうだスパッツのトニー!それは前髪のジョニーも分かっていたことだ!理解した上で装着したんだ!」

「わかりましたチーフ!前髪のジョニーを医務室へ連れて行きます!」

「頼んだぞスパッツのトニー!!」


「タンクトップのケビン距離は?物体との距離は!?」

「チーフ!物体との距離約700!さらに加速!衝突確立90パーセントです!」


「よし!もみ上げのザック!進路変更だ!回避行動をとれ!」

「了~解チーフ!取舵一杯!」


「タンクトップのケビン!物体の動きは!?」

「チーフ!物体も進路を変えました!!このままでは衝突します!」

「なに!ならばタンクトップのケビン!ダイナミック・シールドの準備だ!」

「了解チーフ!ダイナミック・シールド、準備完了です!」

「よし!タンクトップのケビン!ダイナミック・シールド起動!」

「了解チーフ!ダイナミック・シールド、スイッチON!OFF!ON!OFF!ON!あ、こわれた!」

「どうしたタンクトップのケビン!」

「チーフ!ダイナミック・シールドのスイッチが壊れました!!何回もオンオフしていたら壊れました!」

「そうか仕方ない!ダイナミック・シールドを手動で起動出来るか?タンクトップのケビン!」

「はい、できますチーフ!ですが船外での作業になります!」

「船外!?間に合うのかタンクトップのケビン!」

「おそらくギリギリです!ですのでアレの装着の許可をチーフ!!」

「タンクトップのケビン!お前まさかアンブレラ・タンクトップを!?」

「はい!急がないと時間がありませんチーフ!」

「分かった!アンブレラ・タンクトップの装着を許可する!気をつけろタンクトップのケビン!」

「了解チーフ!」



謎の物体との衝突を避ける為、自ら壊したダイナミック・シールドを手動で起動するタンクトップのケビン!

それは船外作業に待ち受ける驚愕の序章となる!

その先にあるものは自滅か!?破滅か!?運命を切り開け!!

次回「今だ!アンブレラ・タンクトップだ!」お楽しみに!


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る