芙蓉の花

登場人物

汪（おう）芙蓉（ふよう）（16）

黒髪青眼のきつめな美人。幼い頃から父や兄達に知識や武術を、母に裁縫などを仕込まれていたので卒なくなんでもこなすことができる。性格はやや短気なところがある。体を動かすこととが好き。主人である月娟が大切。

華（か）月娟（げつえん）（16）

銀髪に月華の瞳を持つおっとり系美人。他に類をみない傾国の美姫として各国に名を馳せている。気弱で弱虫な人見知り。芙蓉が大好きで常に一緒にいたい。自分の侍女になったことがすごく嬉しい。

白（はく）琰慈（えんじ）（27）

本名、英耀。第八代清王本人。闇と喩えられる容貌と野蛮王という渾名のせいで恐れられているが気さくで人懐っこい。楽しいことが大好き。

李（り）青峯（せいほう）（26）

琰慈の部下兼幼馴染。琰慈に連れまわされる苦労人のように思われているが本人はとても楽しんでいる。楽しいことが大好き。

藍藍（21）

芙蓉と月娟がお転婆行動をするたびに胃に穴が開きそうになる。二人を嫌いなわけではないがもう少し大人しくして欲しい。

ジュダル（23）

宝石のような緑の瞳を持つ砂漠の国の皇子。追放され今は山賊のような生活を営んでいた。月娟が好きで一緒に生きたい。

ウィルド（26）

ジュダルの部下。寡黙。主人第一で忠誠心はとても高い。