概要

人生の終わりに面した老人を「生きているみたま」と呼ぶとか。
生御霊語り(いきみたまがたり) 終活にふさわしい老いの繰り言集です。こんなコンセプトで。

「小夜子の憂き世」天に二物を与えられたのに、運命は厳しすぎた場合、努力で解決するものでもない場合、三つ目のプレゼントにたどり着くことができるのか?

「姥拾い」麻子の周囲の老人たちが、新しい生活形態に突入する!もうここまできたら自由にやろうとばかりに、友人の輪を具体的に形成してゆく、楽しい共同生活!

「耄にして碌」これは悪夢か現実か、あるいは夢の実現か?死んだかと思えば生きている、確かに生きて体験したヴァーチャルリアリティ、自由自在の飛翔。

「去りてまた会う」ついに頭の中が新しい回路を発掘するという老境に来た時のこと。見えないものが見えてくる、会いたかった人と話をする、人生最後のハプニングである。美しい。
  • 完結済20
  • 60,957文字
  • 更新
  • @touten

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