レール世代

今から５年前、新型ウイルス（CODIE-５２）の大流行によって、日本は人口の約２０％を失った。
特に持病を患っていた６５歳以上の高齢者は被害が深刻で、約５０％以上の方が帰らぬ人となった。
国民の政府に対する不信感を払拭するために、日本政府は多額の未支給年金と現存の年金問題に終止符を打つべくして、日本年金機構の解体を発表。
存命している６５歳以上の高齢者には変わらず年金の保障を続け、６５歳未満の国民には今まで払ってきた年金の元本を返還し、さらに本来かかるはずの税金を非課税にするという、大盤振る舞いを披露した。
この政策を受けて、当時問題となっていた４０歳以上の早期退職者や年金がもらえるかどうかを不安視する国民は目の前に積まれた銭により、留飲を下げる形となった。
また、今まで月々支払っていた年金…続きを読む