3月も終わりですね

打ち上げ花火の描写って、どうしてあんなに美しいんでしょうか。

儚く消えちゃうくせに。見ていたらちょっと首が痛くなっちゃうくせに。

本当は花火なんかよりも目を奪われているものがあるくせに。


******


急に何があったかっていうと、昨日素晴らしい作品を見つけて(もちろん恋愛もの)、その中に花火大会のシーン(いや、むしろ花火大会が軸の小説でした)が出てきまして、それに深い感銘を受けたんですね。


恋愛小説で花火大会が出てくるときって、登場人物たちの想いが丁度ねじれの位置にあるのを、花火に目線を誘導することによって一点に集中させるっていう……

何言ってるか自分でもわからなくなっちゃいました。語彙力の問題でしょうか。






さて、今日で3月が終わりますね。思えば大変な月でした。コロナウイルスのせいで全国で学校が休校になりました。外にも出られず、家に閉じ込められたままで、いろいろ参ってしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな中、随分衝撃的で信じがたい訃報が飛び込んできました。


志村けんさんが、亡くなられた。


最初聞いた時、文字は滑り、言葉は右から左に抜けていきました。脳が情報を拒んでいました。なんで。どうして。テレビでいつだって笑っていたあの人が、死んだ?心が混濁していました。

ある意味で初めてだったのかもしれません。コロナウイルスを、身近な脅威としてとらえたのは。

勿論、コロナウイルスは危険だということは前々から承知していましたし、自分が感染しないよう、警戒は怠っていませんでした。

でも。それでも、知っている人が死んでしまうなんてこと、初めてでした。なんだか今も絵空事のようです。


マイアミで、コロナパーティーなるものをしている若者たちがいるようです。正直、それに参加して死んだ人がいてもどうでもいい。そんなの自己責任だから。勝手に死ねばいい。


でも。


もし、彼らがウイルスを媒介して、誰かが感染し亡くなってしまったのなら、彼らは絶対に許されるべきではないだろうと思います。


皆さんも、なるべく外に出ないように、外出しなくてはならない時はしっかり自衛して、感染しない・媒介しないようにしましょう。



次回予告

これから、毎月一日に先月読んだ(レビューを付けた)作品で良かったもの、面白かったものを紹介することにします。逆に、それ以外の場では基本的に他薦はしないようにします。

フェアじゃないような気がしたので。


なんだかんだで1000文字行きました。今日はこれで。

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