首狩り嬢と心中希望(!?)の求婚者

女騎士ヴィラローザは、騎士団にて自身と並び称される強者ギルフォードから、決闘を申し込まれる。

彼をライバル視していたヴィラローザは、返り討ちにしてやると息巻くが、よくよく話を聞けばギルフォードは「決闘」ではなく「結婚」の申し込みに来ていた。その理由は、なんと彼に持ち込まれた縁談を断るため。
そんな最低の理由で求婚されては、たまらない。それなのにギルフォードは翻弄するような発言ばかり。

真意が読めない行動にヴィラローザは戸惑い、苛立ち、もともと噛み合っていなかった二人の関係は、さらに拗れてしまい……！？