第10話 時に乙女のキスは命より大事


「ウーン…」


自宅にて、桃鈴タオリンは渋い顔をしていた。


「諸事情で男化薬はしばらく要らないヨ」

「マジすか。ならこれ何てどうです?小妖精ピクシーの粉!空が飛べますよ!」


そう言って窓枠に座り商品を紹介するのは、女面鳥ハーピーの訪問販売員である。

桃鈴とはそこそこ長い付き合いである彼女の名前はイグニス。


「それ前使ったけド…結構コツがいるし、効果が切れた瞬間落ちるから嫌ヨ。次ネ」

「うーん…そっか~。姐さんには何が良いかなあ」

「……」


広げられた敷布の上を桃鈴が何気なく見ていると、隅に瓶に入った薄紅色の液体があった。

よく見れば同じものがイグニスの肩掛け鞄にも詰まっている。


「これ何カ?」

「えっ、これスか?えーっと…」


急に歯切れが悪くなった。

そのまま上を向き、言い辛そうな顔になる。


「いや~でもこれは…そのぉ、」

「?たくさん入荷してるってことは、人気があるんだロ?香水カこれ」


明らかに他の商品よりも在庫が多い。

商品を持ち歩く、正確には持ち飛ぶ彼女が、売れない品を多目に抱えることはないだろう。

イグニスは観念したように口を開いた。


「これは…ルピナスブランドの新製品でしてね~。アネモネ家とのコラボ商品なんですよ。恋人同士の愛が深まるって噂の香水で」

「買うヨ」

「えっ。で、でも、恋人同士ですよ?好きな人だけど相手が自分を何とも思ってなかったら意味ないってやつッスよ?必要ないですよね?」

「いや必要だから買うんだヨ」

「またまたぁ~」

「ハハハ」


その気持ちの良い笑い声に釣られて、桃鈴も笑う。

次の瞬間、家全体が揺れた。


「良いから寄越せェエエ!!どんだけワタシがモテないと思ってんだオメーはァ!」


衝撃が過ぎ去った後、落ちたイグニスは目を丸くしながら戻ってくる。


「えっえっ彼氏できたんスか?本物?人形とか幻覚でもなく?無理矢理言わせてるんでもなく?彼氏?すごい!おめでとうございます!」

「エッ…う、ウン」


よくよく聞けば相当失礼なことを言われているが、それよりも桃鈴はその言葉に意識が集中した。

彼氏。

なんと素敵な響きだろうか。


「どんな人スか?」

「ええと…名前はユーリ・カサブランカって言っテ…」

「姐さん。送ってあげますから病院行きましょ」

「どういう意味かァ!」


桃鈴がイグニスの胸ぐらを掴んだ。

彼女の心底気の毒そうな顔が死ぬほど腹立つ。


「だ、だってカサブランカ家のユーリ様でしょ?騎士団長の」

「そうだけド…」

「背は高いし筋肉質だしそれでいて男前。あの若さで騎士団長が務まるなんて異例ですよ。まだ決定はしてないみたいですが、次期当主になるのは確実。さらに言えば貴族の中でも家柄は最高のカサブランカ家っスよ?姐さんじゃなくても無理ですって。聞いてます?」


(そっか…確かに、そんな彼がワタシみたいな庶民を選ぶなんて可笑しいよネ…)

普通ならば不安や疑念を抱く状況だが、桃鈴は思った。


「これが…真実の愛ってやつかナ…!」


照れながらヘヘッと鼻の下を擦る。

彼女は今、あまりの幸福に頭がパァになっていた。






「うーん…」


自宅の屋敷にて、エリオットは渋い顔をしていた。

今日は仕事は休み。

朝から日課の勉強や鍛練に励んでいたのだが、残念ながらあまり身に入らない状態が続いている。


「……」


頭によぎるのは桃鈴のこと。

ほんの数日前、彼の兄であるユーリが彼女に告白した。

ふたりはどうやら交際することになったようなのだが、その件が彼の頭を大いに悩ませているのである。


「このままでは…」


エリオットが立ち上がった。

上衣を着て、外出する準備をする。

ここでモヤモヤしていても仕方がない。

(桃鈴の自宅に行って、一度話をしよう)


「あ。エリオ」

「桃鈴…!?」


ところが廊下に出た瞬間、彼の前を目的の彼女が横切った。


「どうしてここに…!?」

「ユーリに呼ばれたヨ。お前は休みカ?」

「あ、ああ…」


ここに居たことにも驚いたが、なにより彼女の格好に目が行く。

恋人に会うだけあって、普段の仕事の時よりも気合いを入れていることが伝わった。

繊細なレースの付いた中華服に丁寧に結わえた髪、そして花の香り。


「香水か…?」

「あい!恋人同士の愛がより深まる香水なんだっテ!」


そう言って笑う彼女は純粋で幸せそうで、何より可愛らしくて、エリオットの胸がずきりと痛んだ。

思わずその腕を掴もうと手を伸ばす。


「桃、」

「よく来てくださいましたね」


ところが、廊下の先から鋭く飛んできた声に阻まれた。

桃鈴の顔がパッと明るくなり、奥からユーリが悠然と歩を進めてくる。


「さあこんなところにいないで。私の部屋に行きましょう」

「!」


まだ付き合ってから日が浅いはずだ。

密室で二人きりになるには少々早い気がする。

桃鈴も戸惑ったようにユーリを見た。


「へ?部屋はその…早くないカ?」


そうだ言ってやれ。


「すみません。でも愛してますから早く二人きりなりたくて」

「なら仕方ないネ!行くヨ!」


愛され慣れてない桃鈴が光の速さで了承した。

あまりのチョロさにエリオットが頭を抱える。

ふたりで廊下の先に消えていくその一瞬、ユーリが振り返り、わずかに微笑んだ。


「っ…!」

「エリオット様」


執事のヒイラギがそっと声を掛けてきた。

その顔は複雑だ。


「差し出がましいこと申しますが…宜しいのですか?…彼女は先日こちらにいらした男性と同一人物ですよね?」

「……僕が正面から兄上を止めようとしても、上手くいくはずない」


幼少より、ユーリとは何十回と剣を交えてきた。

それでも身体が大きく、何より天才である兄には一度も勝てた試しがない。

だからずっと、彼は諦めてきたのだ。


『今回はありがとうネ。お前のお陰で助かったヨ。見直したネ』


思い出したのは、彼女の言葉と頭の感触。


「…ヒイラギ。兄上の部屋に、緊急用の隠し通路はあるか?」


エリオットが前を見た。






食器のぶつかる音が響く。

自室にて紅茶を淹れながら、ユーリがソファに座る桃鈴に声を掛けた。


「いつも弟がお世話になっていますね」

「ン?あァ…まあお世話してるけド…」


普段の仕事ぶりを思い浮かべ、思わず桃鈴の口から本音が出る。

男に襲われているのを助けたり、自己紹介中に叩きのめされたり、彼のしくじり話には事欠かない。

その様子に、ユーリはくすりと笑った。


「エリオットは…可哀想な弟なんです」

「?」


突然の話にきょとんとする彼女の前に、カップを置く。


「あれの母親は森妖精フルドラ。父方の種族で生まれれば聖騎士に、母方でも女に生まれれば政略結婚に使えたものを…結果は息子。兄に劣等感を抱き、なれるはずもない聖騎士になろうともがく憐れな道化が生まれてしまったので…」

「エリオが可哀想?そんなことは無いネ」


ユーリの表情がぴくりと動いた。

彼女は腕を組み、頷きながら続ける。


「19歳で生意気にもキスの経験があって…しかも何もしなくてもモテるなんて羨ましい以外のなにものでもないネ…!変な呪いもかけられてないし」


目を閉じ熱を込めて力説した。

彼女からすれば、こんなに努力してもモテない自分の方が100倍可哀想である。


「それにエリオの力は別に、!」


桃鈴が言い終わらないうちに、彼女の視界がぐるんと回った。

背中にクッション、目の前にはユーリ。

桃鈴の顔の横についた大きな手のひらに圧されて、ソファがミシリと音を立てた。


「私の前で…あいつを肯定するな…!」


その鳶色の瞳が暗い光を宿す。

今にも噛みつかんばかりの迫力に、空気がピリピリ鳴った。


「ユーリ様」


部屋の緊張が、扉をノックする音と声に解ける。

ユーリが扉に向かって口を開いた。


「…何だ。今は来るなと言った筈だ」

「申し訳ありません。ですが当主様がお呼びですので…」

「…父上が?分かった」


その言葉に、ユーリの顔色がわずかに変わる。

桃鈴の上から離れ、立ち上がった。


「…すみません、少し行ってきます」

「……ン?あい。待ってるネ」

「取り乱して申し訳ない。すぐ戻りますから」

「イヤ…」


ぱたんと閉まる扉を前に、桃鈴はソファに座り直し、不思議そうに首を傾げる。


「今、声なんてしたカ…?」


ユーリは呼び出されたと言っていたが、彼女には彼が1人で見えない何かと喋っているように見えた。

(…?)

そんな頭の上に疑問符を浮かべる桃鈴の背後で、いきなり音をたててクローゼットが開いた。


「ヘ!?…え、エリオ!?」

「……」


中から服まみれで出てきたのはエリオットで、呆然と見ている彼女の前を通過し、部屋の窓を大きく開け放つ。

縄を取り出しベッドと繋いで外に出した後、桃鈴を振り返った。


「桃鈴!この中に入れ!時間がない!」


彼が指し示しているのは、先程まで自分が隠れていたクローゼットである。


「説明している暇はない!兄上はすぐに嘘だと気付いて戻ってくる筈だ!早くこの中に隠れろ!」

「ハッ?…ア!まさかさっきの呼び出し、お前の幻術カ!?」

「こっちだ!早く!」

「エリオ!お前何を…」


困惑する桃鈴の両肩を、エリオットが掴んだ。

空よりも碧い瞳で、彼女の黒目を射抜く。


「僕のことをっ!信じろ!」

「エリオ…」


次の瞬間、桃鈴が全身で彼の右腕に絡み付いた。

一気に体重を掛け床に倒れこんだエリオットの腕を、そのままみちみちに締め上げる。


「出歯亀野郎なんて一番信用できるカァア!せっかく良い雰囲気だったのに!ワタシがやっと掴んだ幸せを破壊する気かオラァ!」

「いだだだだ!あれが良い雰囲気だと言っているなら君の空気の読めなさは絶望的だぞ!な、何でも良いから入ってくれ!僕が間違っていたらすぐに出てきて良いから!」


すったもんだの末になんとか桃鈴を押し込める。

クローゼットを閉めた瞬間、部屋の扉が勢いよく開いた。


「…兄上」


エリオットが緊張で汗を流しつつも、出入口の方向を睨み付ける。

開け放された窓と外へと続く縄を見て、ユーリは珍しく驚いた表情を浮かべた。


「…エリオット。お前が逃がしたのか?」

「……」


覚悟を決め、静かに口を開く。


「…兄上。僕が懇意にしている女性に手を出すのはもうやめてください。手に入れて僕に見せつけたら、彼女達を捨てるのも」

「…珍しいな。あんな恥さらしな術まで使って、お前が私に逆らうのも。あのチビがそんなに大事か?」

「そもそも桃鈴は僕の恋人ではありませんし、仮にも付き合っている女性にそのような物言いはどうかと思います」

「…ふっ」


その場に似つかわしくない失笑が響いた。

見ればユーリが口元を押さえ、肩を震わせている。


「良い…!良いなエリオット…」

「……」

「今までは指を咥えて見ているだけだったが…そうか。私に逆らうぐらい、あの女に執着しているのか。それは…良いことを知ったよ」


そう語る彼の表情は恍惚としていて、口からは息が漏れた。

ユーリは熱に浮かされたように続ける。


「ああ…そうだな。あのチビを抱く時は、お前にも見せてやるよ。一番最初みたいにな」

「……」


黙って睨み付けるだけのエリオットに、ユーリは背を向けた。

そのまま扉を開けて出て行く。

最後に振り返り、吐き捨てるように言った。


「フン。私から正面きって女を取り返すこともできない臆病犬が。そんな様子だから、父上にも愛想を尽かされるんだ」


その言葉に、わずかにエリオットの肩が動く。


「……」


遠ざかっていく足音を聞いて、体の緊張を解き、静かにクローゼットの扉を開けた。

中で腰かける桃鈴の顔面は、蒼白である。

ごくりと唾を飲み込んで、エリオットを見上げた。


「何ネ…あのイカレた変態野郎…」

「……初めて気がついたのは…僕が7歳ぐらいの時だ」


エリオットの初恋は家庭教師の先生である。

上品で理知的、洗練された美しさを持つ年上の彼女は、少年の心にほのかな憧れを抱かせた。


「僕が7つだと、当時兄上は…16歳か。あの人は昔から発育が良かったから、すでに大人の様相だったよ」


『先生、まってるだろうな。いそがなきゃ』


その日は偶々、エリオットの剣の練習が長引いた。

ぱたぱたと先を急ぐ彼の耳に、聞き覚えのある声が入ってきた。


『…先生?』


ほんの少し空いた扉の隙間から漏れていたのは、妙な熱気と淫らな息遣い、いつもは見ることのない彼女の熱情的な表情。

そして目が合った時の、兄の愉悦を含んだ笑み。


「…見たのカ?」


青ざめた顔をしながら、桃鈴が問いかける。


「……その時は意味もわからず泣いた」

「…エグい兄弟ヨ。16歳で経験があるなんて生意気どころの話じゃないネ…。その女もガキに手を出すなヨ…」

「それからというもの…何故か僕の恋はくまなく兄上が持っていくんだ…」


眉目秀麗、地位も名誉も強さもある。

そんな完璧な兄ユーリは、弟の“好い人”を寝取ることが好きな変態だった。


「あァ…。初めてお前を可哀想だと思ったヨ」


ため息をついて、クローゼットの縁に座り込んだまま桃鈴がガックリと肩を落とした。

その勢いに髪が揺れて、辺りに強い花の香りが漂う。


「朝この家から出ていったことあったし…先週エリオと手を繋いでたりしてたからなァ…どっかで見られて勘違いされたのカ…はァ…」

「なんと言うか…ごめん…」

「まあ、エリオのせいじゃないし。…けど、ワタシ、一生キスできない気がしてきたネ…今回こそはって思ったん、だけど…」


呟いた言葉と共に、ぽつりと大粒の涙が床に向けて落ちていく。

照明の光に反射して、まるで宝石のように輝いているように見えた。


「桃鈴…」


エリオットが思わず腰をかがめると、桃鈴が慌てて目元を拭う。


「…ゴメン。大丈夫ヨ。止めに来てくれてありがとうネ」


笑って顔を上げた。

ところが次の瞬間、そんな桃鈴の口をエリオットの唇が塞いだ。


「……!?!?」


あまりにも急な事態に頭の中は真っ白。

完全な不意討ちに力が抜け、そのまま倒れこむように、クローゼットの中に押し戻された。

するとエリオットが上に覆い被さり、更に唇を重ねてくる。


「っは、チョ…んっ!?」


桃鈴の体に鳥肌が立った。

呼吸をしようと開けた隙間から、舌が入ってきたのだ。

我に返り、引き離そうと力を込める。


「こ、のっ…!?」


ところが、急にぐるんと頭が揺れた。

背骨を何かが這い上がるような感覚と同時に、体がぼっと熱く火照る。

(こ…これっテ…)


『小さい頃からやたらと好意を向けられて大変だったんだ。…その、僕との接吻は気持ちが良いらしくて…』

『やっぱりお前蹴るネ。なんかふざけたこと言ってるし』


あの時は意味がわからず流したが、今なら分かる。

吸血鬼のラニャもそうだったが、一部の、特に誘惑生物には体液に催淫効果があるものがいる。

エリオットの種族である森精霊フルドラもそうなのであれば。

ぞわぞわと背中を何かが這い回り、引き離そうと押す腕からは力が抜けていく。


「え、エリッ、オッ…」

「ん…」


抵抗むなしく、エリオットからは返事の代わりに、一層深い口付けが返ってきた。

沸騰するような頭の中で、桃鈴の思考も完全に停止する。


「っ…」

「…は」


唇が離れた。

色とりどりの服を背景に浮かび上がった彼の白い顔は上気していて、汗ばんでいる。

エリオットが再度身を屈め、放心状態の桃鈴の首筋に口を寄せた。

そして彼が服の上から触れたのは胸、彼女の少々控えめに弧を描いている胸である。


「!!」


その感触に桃鈴の意識が戻った。

ぐあっと目を見開き、エリオットの顔を両手で掴む。

そのまま勢いよく曲げると、それはもう厳つい音がした。






「うーん…」


領主の屋敷。

その執務室で、フィオが渋い顔をしながら書類に目を通していた。


「患者を診て分かる限りの症状はそこに書きましたけど…やっぱり実物を調べないことには何とも言えませんねー」


ソファに腰かけ補足するのはハレミナである。

今日はスカートではなくズボンを履いているが、相も変わらず可愛らしい容姿と仕草は少女のようだ。

フィオが顔を上げ、彼に微笑む。


「そっか…ありがとう。ハレミナ、君に頼むことになると思うから準備しておいて欲しい」

「はーい!任せてください」


書類を片付け、フィオが鞄を取り出した。


「さて…僕はこれで失礼するけど、君はゆっくりお茶でも飲んでいって」

「お出掛けですか?」

「少し行かなければいけないところがあってね。あ。そういえば、おめでとう。ルピナス家と合同開発した新製品の香水、すごい人気なんだってね。確か、恋人同士の愛を深めるとか」

「わー!見てくれたんですね!ありがとうございます。大変でしたよぉ。イリナさんはまあ…ああいう方ですから。単なる媚薬じゃあ納得してくれなくて。いかに恋人限定で淫意を抱かせるかが肝でしたね」


そこまで言って、ハレミナはこてんと首を傾げ、目を見開いて言った。


「全く、愛なんてとりあえず肉体関係を結めばどうとでもなるのに!」

「うーん、君が言うとすっごい怖い!けど、本当に愛が深まったって女中の間でも噂だよ。あれ、どういう仕組みなの?」


その質問に、彼は人差し指を顎に当てて、考えながら口を開いた。


「ええと、世の中の男性は恋慕する対象を前にすると少なからず攻撃的な性衝動が芽生えるんですね。逆に世の中のメスブタは受動的な性衝動らしいんですけど、それは置いておいて」

「ねえ君は女性のことをメスブタって呼んでるの?」

「今回はその攻撃衝動を向上させる薬の開発に成功したんですよ。媚薬をベースにしたその薬が粒子となって男性の鼻の粘膜に吸着することで効果が発動します」

「なるほど…?」


長くつらつらとした話に、フィオが困ったような表情で微笑む。

するとハレミナは一言で纏めた。


「簡単に言うと、自分に惚れてる男を欲情させる香水ですね」

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