第22話 ルフィア救出Ⅲ

「あらゆる手段か。……僕もそうするよ」

 覚えたばかりの高等魔法、魔物の支配・召喚。何でも使う。


 銀の鎖、ギルドが苦戦を強いられているだろうことは容易に想像が付く。

 殲滅戦に近いことをしていいのか? ギルドとして。

「状況が、状況ですから」

 表情を読んだのか、ヴァルアが言う。仲間が決死の戦いをしている。戦況もヴァルアには伝わっているようだった。


「決して有利とは言えませんが、こちらには、経験があります。まだそれほどの被害は出ていません」

 気丈にそうは言うが、ヴァルアの表情は厳しい。

 これは――未知の力を含む――「別の力」との対決になる。

 どちらが強いかではない。勝たなければ無意味だ。


 見たことがなかろうと、原理さえわからなかろうと。――これまでも知り尽くした魔物とばかり戦って来たのではない。

 改めて優先度を確認する。まずはルフィアの奪還だ。

 その上で必要な戦いに躊躇はない。


『気配』と付き合わせて、ヴァルアと、この拠点の地図を書く。

 ヴァルアは地図作成に長けているようだった。

 各部屋に待ち受けるだろう人数と、異様な気配があればそれも特記する。


 決して無計画に作られたわけでないのだろうが、侵入を避けるためでもあるのだろう、気配の配置から考えられる部屋の配置は複雑だった。

 元々が鍾乳洞だったものを削って作ったせいもあるだろう。体内のように入り組んでいる。

「奥、と言えば」

 とヴァルアが一方向を指す。大部屋が並んだ先だ。

「この方向だと推測するべきでしょうね」

 偵察し、各個撃破しながら進む。ヴァルアと方針は決めた。


「……たぶんそっちだな」

 いきなり背後から声がする。振り返る前に肩を抑えられる。

「よせよ。斬りかかるな。宮殿から来た。アリエラって言うもんだ。暗殺部隊長だ」

 コツコツと足音を鳴らしてルメルの前に立つ。

 それがルメルとアリエラの初対面だった。


 金色に光る魔装。髪と合わせたのだろう。

 随分と胸を強調したデザインだ。

「あたし一人で全滅させられるってよ」

 そう言うと余裕の笑みを浮かべた。

「……幾ら何でも、それは」

 ルメルの背を汗が伝う。

「嘘だ。そこら中に入り込んでいる。宮殿がほっとくわけないだろ」


「ここだったのね。同行させて貰うわよ」

 青い髪の魔法剣姫がドアを開く。

「……おう。誰だよ。旅はなんとかって言うだろ。歓迎だ」

「イルミラと申します。得意は作戦立案。まずは『透明』と『転送』を使えるものから隣の大部屋の偵察を提案します」

「おう。作戦ってのは好きじゃねえけど任せるわ。ここは精液臭くてしょうがねえ」


 目標はただ一つ。ルフィア救出。

 ルメル、ヴァルア、イルミラ、アリエラは大部屋に向かう準備ができていた。

 侵入前の最後の説明をイルミラが団員と確認していた。

 近くから①、②、③、④と呼んでいた。

 広く暗い①。


『透視』で補っている。

 天井そのものが光を発するコケで覆われている②。このコケは鉱山でも使われる。魔力を吸収して光る。『気配』は音――呼吸音、足音など――に頼る部分が大きい。遠ければそれだけ情報は曖昧になる。だが、②にかなりの人数がいることはわかる。

 同様に明るい③。薄れてはいるが人数は②の半数程度だ。

 ④のさらに先にルフィアがいると思われる。④は殆ど検知できない。だが、予想からすれば決して少人数ということはないだろう。


 小さく、敵の数が少ない部屋は「銀の鎖」が徐々に侵攻していた。進撃すべきと思われる場所と、拠点として確保すべき場所をエートスがあえて分離した結果だ。

 敵が「ここに来るだろう」と予測している場所は避ける。


 確実に確保できる小部屋を、簡単には予測不能であるように優先し、通路を進む敵に不意打ちが可能であるように。作戦はそう進められていた。

 敵にしてみればどの部屋に「銀の鎖」がいるのか、次第に識別がつかなくなっていく。

『気配』では敵味方までは識別できない。余程の知り合いは別だが。


 いずれ中規模以下の部屋は、背後から封鎖可能だとヴァルアが言う。

 重要度の高そうな――かつ警備の薄い場所にも侵攻する。

 倉庫類もその一部だ。

 戦争そのものだった。糧食を確保し、後方へと『転送』する。略奪そのものは目的ではない。

 銀の鎖の行動基準、三日を過ぎても戦い続けるためだった。


 ルフィアの救出が第一であることはルメルと同じだが、危険な拠点――この洞穴そのものだ――自体の制圧が「森の守護」を自認する「銀の鎖」の第二の目的である。

 幸い、というべきか、地下に拠点があることが大規模な魔法の使用を互いに制限していた。


『隕石降臨』を詠唱できる者はいるが、地下深くまでは効果がない。

 むしろ、仲間へのエンチャントの巧拙、小競り合いの勝敗が全体の動きを変えつつあった。

 追い詰め過ぎてはならない。

 かつ、ルフィアに何かがあれば全滅させるという恐怖は与える。

 仮に何かがあればこの拠点に止まらず「極限の光輝」そのものを全滅させる、そう喉元に刃を押し付けながら。


 宮殿の支援を得た以上は、人数比だけでは負けない。

 特殊任務の者を――アリエラは暗殺だ――優先した。指揮系統なしでも単独行動できる。

 問題は――ルフィアが指揮を取っていないということだ。

 その限りでは宮殿からの精鋭も全てが強いというわけではない。

 指揮を巡って混乱は続いているだろう。

 必要以上に戦いを煽ってしまっては第二位、第三位が女王位を狙いかねない。


 尋問で判明したこともあった。リファード様、という《銃》を使う転生者の周囲にいた魔法剣姫だけではない。捕虜にした敵からも聞き出していた。思考を読めるものが優先して当たった結果、より地図は正確になった。

 敵の装備に《銃》は含まれていない。リファードだけのものだったらしい。物としては僅かに残っている可能性はあるが、正式装備ではない。

 警戒すべき箇所は四つ。

 防衛の集中している箇所、転生者、古代兵器を含め、特に強力な何者かがいる場所だ。

 場所としては①、②、③、④全てが該当する。


 大局的にはそうであろうと、ルメルには①、直近の部屋の制圧のみを考えるのが当然だった。イルミラが飛び込むと決断するまでが途方もなく長く感じた。

 人数が多いというのもルメルには好都合だった。紛れて戦える。


 未知のものと戦う可能性があるのは構わない。だが、いきなり『煉獄』並みの威力を浴びせられたのでは戦闘にもならない。

「仮にそうなったとしたら、退避すればいいだけでしょう。突入する以上は相手が普通だとは思わない。私はそう。それが覚悟」

 イルミラは――時間を取らせたわね、と詫びると――消えた。

 第一の部屋に飛び込んだのはルメルにも気配でわかる。


 真っ先に飛び込んだのはイルミラとアリエラだった。

 ルメルも魔法系統樹としては「高等魔術」を覚えている。出来ない事ではないが、まだレベル3ごときでは使いこなせる者は少ない。

 その次で見えて来る世界だ。次元を飛び越える一歩前の魔法が『転送』だ。

 ほんの少し間違えればどこへ跳ぶかもわからない。『転送』。

『このくらいなら』

 アリエラの念がイルミラに届く。

 四十人はいた。

『あたしがぶっ殺そうか? すぐ終わる』

『失礼ですが、アリエラさんのレベルは……』

『低くはねえけどレベルなんか関係ねえんだよ。殺せると思ったら殺せる。レベルで、出来る事が決まってるのかよお前は。機械か』


 イルミラが内側からドアを開く。ルメルは部屋を飛び出して張り付いていた壁から部屋に入り込む。

「銀の鎖」の団員たちも踏み込んだ。

 敵総数およそ四十。

 魔法を行使される前に至近距離まで突っ込み、乱戦に持ち込む。

 大規模な魔法支援を避ける。


 それに先立つこと三十分ほど。

 通路に潜んだ「銀の鎖」の諜報専門の団員は――『気配』を消してさらに『透明化』している――白く広い机と書棚、執務室のような広い部屋を『透視』し、中にいるオートミランという男の思考を読んでいた。分からない単語はあるが全体として意味は通じる。移動すれば追跡する。


 オートミランは苛立っていた。自分以外の詳細が見えない。

 彼の視野には光る窓が幾つも映っている。


 マップ上に光点はある。が、人は全部、青の光点だ。赤も多数あるがそれは「極限の光輝」の召喚した魔物だ。魔物を兵力として使うのはいい。

 が、これでは味方も敵も分からない。


 ステータス画面もない。自分のレベルが7だとわかるだけだ。

 なんで、いつも現場が混乱してから呼ばれるんだ。「火消し」と呼ばれて8億の、30億のプロジェクトに呼ばれたが、見渡す限り手の付けられない状態のSEとPGしかいなかった。虚空の天使でも見ているらしいPGなんか何の役に立つ。


 現場にはコンビニのお握りとペットボトルが山積みで置かれていただけで、GMからは「いくら食べてもいいよ」と笑顔で言われただけだ。嬉しくない。

 客先の大手企業の要求は増えることはあっても減らない。違約金まで払って大赤字だった。

 GMは定時で帰るし。

 あげく通勤途中に電車の中で気絶したらここにいた。

 眠らなければ気絶くらいするだろう。

 生産性向上策を毎日提出して、バグを片端から追及した。


 ……それはいい。今考えてもしょうがない。

 マップもごく近くしか表示されない。全体が把握できない。

 見えている範囲を伝えたくても話すしかない。

 印刷はできない。共有もできない。

 クソゲーだ。

 PKも想定していないのか。


 魔法だけはメニューから選んで、発動位置を指定すれば使える。

 MPは大幅に減る。ゆっくりと回復はする。


「オートミラン、どうか苛立たないでね」

 魔法剣姫がお茶を薦める。アリアーヌだ。16歳。黒の髪、青の瞳。たぶんGカップだ。

 そう言えばここに来たら15歳に成っていた。

「姉さん。何でもないよ」

 アリアーヌは姉だ。この世界では結婚もできるらしい。

 14歳の妹、エレオニーも対象だがもう少し経ってからだ。茶色の髪、紫の瞳。Cカップだが行く末のサイズはまだわからない。

「私たちが守ってあげるから!」

 二人とも魔法剣士だ。


 姉妹がいなければ魔法の名前しかわからない。完全なクソゲーになるところだった。

 それぞれ青の魔装と紫の魔装が似合う。凄い露出だと思ったが悪くない。

「戦いになってるみたいだけど、どういうことなの?」


 姉妹にはまだ知らされていない。誰かを誘拐している、そこまでは状況の表示でわかる。

 いざとなればゲイ・ボルグもある。重いがレベル7のオートミランには持てる。投擲も出来そうだった。

 これで負傷すれば治らない。必ず死ぬ、という効果はない。稲妻のような速度で飛ぶというのは多少チートアイテムなのかもしれない。どんな盾でも突き破るが、鉄の身体には刺さらない、というあたりが謎だった。


 伝説の武器というものはそんなものかもしれない。

 それに――。

 実の姉妹ならば抵抗はあるかもしれないが、この世界で初めて会ったのだ。

 これ以上望みようがないほど美人の姉妹に癒される。


 ドアがノックされた。

「遠隔支援する、そう言ったが魔法支援がない」

 厄介な兵が戦場に駆り立てる。

「はいはい。どこでも行きますよ」

 呼び出しをくらうのは慣れている。

 オートミランは席を立つと、気乗りはしないが戦場へと向かった。

 両腕にしがみつく姉妹を連れて。腕に当たる大小の胸が心地よかった。張りがあって、柔らかい。素晴らしい両立だった。


 戦場の近くまで行けばマップには――相変わらず入り乱れて誰が誰だかわからないが――敵らしいものも映る。

「お兄ちゃんは私たちと一緒にいるだけで忙しいの!」

 エレオニーが頬を膨らませて団員に抗議する。

 全くだ。

 死んだらどうするんだ。こんな近くで。

 ゲイ・ボルグこそあるが、まともに槍なんか使ったことはない。力だけはあるから振り回せばどうにかなるかもしれないが。


『今入って来たのが「特殊」な敵か?』

 ルメルは奥に向けて走っていた。現れた男は見慣れた服装ではない。傍にいるのは魔法剣姫二人だ。

『先にぶっ飛ばしてやろうか? あたしが』

 アリエラが隣に並ぶ。

 どれだけの能力を持っているのか分からない。それだけで殺していいのか。


 そうルメルが逡巡する間に『結界』を張られていた。敵の周囲をぐるりと囲む形だった。侵入する経路はない。

「なんだよ。殺っとくべきだったじゃねえかよ」

 周囲の敵を蹴りで吹き飛ばしながらアリエラが言う。

「魔法を使うタイプか」

「それならそれでいいんだけどよ。こっちの流儀ってわけだ。ここは任せた」


 ルメルはアリエラの代わりに、押し寄せる敵との剣戟に攻撃を切り替える。

 アリエラは結界の前に立つ。

「よう。この世界へようこそ。あたしは暗殺部隊のアリエラ。邪魔するんなら殺す」

「……ふん、中に入れないでしょ!」

 アリエラから見ると可愛らしい子、が強気に言う。

「あんたにゃ用はないんだ。帰れ。さもないと死ぬぞ」

「弟は殺させない」

 背の高い方の女が抜剣する。眦を決していた。

「兄妹かよ。結界に剣は通らねえだろ。来るなら魔法で来いよ。あんたにも用はねえけどな」


「本当はこんな所で戦うつもりはないんだよ」

 オートミランが渋面を作る。

「あたしにゃ邪魔なら敵だ。逃げるんなら見逃してやる」

「……こっちは君なんか即死させられるんだぞ。あまり上からものを言わないで貰えるか」

「どうやって?」

「『業火』。恨みはないが、死ね」

 アリエラが炎に包まれる。氷の防壁を破って炎が吹き上がる。術者が高レベルなのは確かなようだった。

 咄嗟に転がって火を消していた。

 転がる先にまた『業火』が、信じられない速度で現れる。

 二度目以降は無詠唱――あるいは何か別の手段を使っているように見えた。

 アリエラは転がり、飛び、避け続けるが逃げ切れない。

 氷が僅かに抵抗はしていたが、いずれ焼き尽くされる。

 さらにオートミランの指先から雷光がアリエラを追う。

 執拗な攻撃を受けたアリエラの動きが止まる。

 雷を浴びてからは足がもつれていた。

 何が得意というのではなく、手当たり次第に魔法を使い続けているようだった。

 火球が、使い魔が、魔物が現れ、吹雪が吹き荒れ、竜巻が渦を巻く。

 巻き上げられ地面に叩きつけられても、まだアリエラは倒れはしない。

 ルメルには――アリエラにはまだ余裕があるようにさえ見えた。

「さすがです、お兄ちゃん!」

 妹が感嘆の声を上げる。


「アリエラ! 『怒涛』」

 ルメルが水の魔法を使う。業火の燃え盛る場所を覆い尽くすほどの水が地から沸き上がり、火を消した。

 周囲の者を巻き込んで流れるほどの量だった。

「ルメル。ありがとな。――強いじゃねえかあんた。おい。もう顔がボロボロじゃねえかよ。溶けてんじゃねえかよ。どうしてくれんだよ。ほらよ。『結界』。二度も焼かれちゃ困る」


 ルメルは振り返る。戦いにまだ余裕はある。

 アリエラは相手の結界のすぐ外にもう一つ結界を作っていた。

 アリエラは頭からハイポーションを浴びていた。溶け崩れかけた顔が治っていく。

「どうだ? これでも殺せるか? これが結界潰しの定番な」

 結界の外に自分の結界を張る。


「……自分でわざわざ、部屋の出入口を塞いだだけだろうがっ」

「そのへんの岩をぶち抜くくらい何でもないんだよ。見てな。永久に出してやらねえからな」

 ルフィアから習った範囲では――ルメルもうろ覚えだが――結界から出る方法自体はある。

 思いつくかどうかだ。


「……クソ。だからこの世界自体がクソゲーだって言うんだよ。何だこの世界は。来るんじゃなかった」

「クソゲーって何だ? ま、それでも生きてるんだよ。あたしらは。産まれた世界にごちゃごちゃ言うな。嘘だ。どう言うのも自由だけどな。あたしも世界はよく呪ってる」


 アリエラは地精を呼ぶと近くの岩を削り始める。通れる穴を作るためだ。

「そうだ! お兄ちゃん、下を掘れば出られるよ」

 妹、が言う。

「……と、思うだろ? 岩の中にも結界張ってあるんだよ。掘って見な」

「なぜ、こんなことをする? 俺はこの世界でのんびり暮らしたかっただけなんだよ。仕事にも……それはいい。こんなことに巻き込まれたくはなかったんだよ!」

「人を散々焼いといてどうなんだよ? じゃあ何で逃げなかったんだ? いつでも逃げられるくらいの力はあったんだろ? 巻き込まれに来て巻き込まれたもないだろ。お互い世界は面倒くせえな。じゃな」


 アリエラの前の岩には一人二人は通れる穴が開いていた。

 部屋全体の戦闘も勝勢にあった。互いに禁呪を使った結果、眠っている者も残っていたが、アリエラに続いてルメル、ヴァルア、イルミラが穴を抜けた。


 第一の大部屋は抜けた。戦闘自体は収束していないが、先を急ぐという意識は全員で一致しているようだった。

「逃げ道がないわけじゃない。やつらも強けりゃ出られるだろ。何が強さかはあたしにも時々わからなくなるけどな」

 第二の部屋のドアの近くに張り付いて、四人で気配を窺っていた。


 こちらの増員らしい数人が穴を抜けて来ていた。大砲らしいものを抱えたものまでいた。

 そして――セフィの姿もあった。

「旅を中止しても、また再開できるから。ハイポーション飲んできた。何が起きるにしても、ルメルと一緒なら、それでいい」

 重そうな荷物には魔液を含めて補給の物資が入っていた。


「こんな時にどうかとも思うけれど、セフィさんとは随分親しそうね」

 ヴァルアがどこか失望したように言う。

「わかるけど、羨ましいの? ルメルさんが気に入った? ヴァルア。私も嫌いじゃないわ。いつか私もルメルさんとゆっくり話したいわね」

 イルミラがからかうように言う。

「……突入しましょう。早く」

 ヴァルアが赤面していた。

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